前々日のサービスの法則では、沢山のコメント有難うございました。

みなさんのコメントを拝見して、また、新たな発見があり、大変参考になり、共感させられました。



全日空にいた頃は 私は選抜のVIPフライトを何度か経験させて、頂きました。

所謂、VIP御搭乗時のCAでした。

天皇陛下、美智子皇后陛下、亡き小渕前首相のフライトも担当させて頂いてます。


そして、会社にいた頃はサービスに関する本もよく読んだことを覚えています。

結果、社内に、搭乗された便のお客様からお礼状が何通も届きました。

この場をお借りして、私の過去の輝かしかった全日空時代の経歴、ご紹介いたしました。

あしからず。




今日、銀座のある展示会に足を運びました。

その時の事例です。

受付で、お名前を来場者に記入して頂くようで 女性がお二人いました。

ひとりの女性は普通に、こちらにご記入下さいと・・・

もうひとりの女性は、お顔の汗を拭きながら来ている方には、お暑い中有難うございます!

住所を見て、遠方の方には、遠いところ有難うございます。とか、

来場者によって、言葉掛けを変えていました。

その女性は、とても品があり、綺麗なオーラが出ていました。


なかなか、こういうスマートな女性が少なくなりました。


要は、サービスはマニュアルではありません。


以下、驚いた例です・・・

以前、飛行機での移動の際、ある男性がCAに「毛布をお願いします!」

と頼んでました。すると、彼女「今、在庫がないのでお持ちできません」と。

到着後、某航空会社のカスタマーセンターに彼は、クレームを言っていました。

要は、毛布の在庫がなくなるほど、機内が寒かったのだ。そして、乗務しているCAは誰も機内の温度調節をしようとしないのです。

しかも、この返答!在庫??所謂、業務用語も飛び出ていました。

まずは、申し訳ございませんと謝る。そして、無かったら無いの言葉はどう答えるべきで 何で代用するかということです。


クレームをおっしゃるお客様は大事にしなさい!と教えられました。

こわいのは、何も言わず、離れていくお客様!

でも、私はそのような方が殆どだと思っていますが。


サービスはマニュアルでは、出来ません。

相手の心を読み取る能力、気遣いが出来ない方は サービス業につかないほうがいいかもしれません。

では、どうしたら そう出来る様になるのか・・・

それは、経験でしかないのです。

いいサービス、悪いサービスも受ける。

色々な人から、話を聞く。

また、色々な逆境から、学ぶことも多いです。


サービスの法則とは書きましたが・・・

人生において、サービスはどこにでも発生するのです。

普通の営業の方、医療従事者、対、人で仕事をなさる方、全員がサービス、相手を気遣う心配りができない人はきっと、出世も成功も成し得ないと思います。


成功を成し得ている方は、人への心配りが上手な方が多いです!




仕事は・・・


TASK

JOB

WORK


の3つに分けられると思います。

何がどう違うのでしょう・・・

明日、お話します。

ヒント、TASKしか出来ないダメCAはサービス業とは言えない・・・です。