ファミコンが生まれた。
おそらく、ここで子供の遊びが
大幅に変わってしまったことは
間違いない。
誰もが世界一有名な、土管工事のおっさん、マリオの名前を知っている時代。
そこから、10年程、ゲームの世界は本気で素晴らしかった。
ソフトはその当時高くて、
誕生日かクリスマスしか買ってもらえなかった。
高い金出して、
親父に買ってもらうわけだから、
しょーもないゲームだったら
マジキレそうになる。
でも、たまに、失敗しちゃうこともあるのよ。
だけど、面白いとこを必死で探して、
子供心に、失敗した!と思いたくないからね。
中でもRPG派だったので、
ドラゴンと言う言葉にワクワクし、
石板と言う言葉にワクワクし。
地味なレベルアップを無駄にやり、
ボス戦で何度もリセットボタンを押し。
エンディング前に、
やりたいけど、やったら終わってしまう
と言う、淋しさを感じながら、
エンディングで泣き、喪失感にひたる。
こういうのがゲームだと思うわけよ。
今や、ゲームは無料の時代。
クルマや、洋服には金を出すけど、
ゲームはもちろん、
映画も音楽も無料になってきた。
語弊はあるが、
データ化出来るものに、お金の価値がなくなってきてる。
なんだかなー。って。
思うのです。