まだ、読んでない人もいると思うから、ネタばらしは辞めておこう!
芥川賞か……
芥川龍之介の本って、怖いよね。
中学時代で習う
羅生門とか鼻とか有名どころだけでも
なんか怖いよね。
ホラーとかみたいに、
はい!ここ怖いです!ジャーン!
ってわけじゃなくて、
人間の奥底に隠してる、
誰にも知られたくない汚いドロドロの感情をふんわり出してくるから、不安になる。
人間特有の背徳的なとこや、
ドロドロの汚い部分って、
自分だけが知ってるから、
本読みながら不安になるんやろうね。
夏目漱石のこころとか、
椿姫とかも人間ドロドロ系やけど、
椿姫とかドロドロが、幼稚なくらい、執拗やから逆に清々しくなるけど。
そういう意味では、
火花は、芥川賞なのかな。
と思いました。
この火花って本は、
何かを生む人、
お笑いだったり、
音楽だったり、
絵だったり、
芸術だったり、
ゼロから1を産む
それ以外の人にはどう感じるんかな?
又吉はすごいね。
何て思う本でした。
買う時ちょっとミーハーな感じがして、
ちょっとモニャモニャしました。
