昨日はSOUL-D!のライブを江古田に見に行って来ました。
なんとか風邪の熱は下がったものの、やっぱりちとしんどかったわけですが・・・・。
まず初めて行った江古田のBUDDY。
その前にはいるわ、いるわおなじみのメンバーが。
中はでっかーいバーみたいな感じ。
実はね、SOUL-D!のメンバーとは会ったり、連絡取れる距離にいるから、
活動休止はかなり寂しいけど、実感なんて沸いてなかった。
いつでも会えるし、復活するって言ってたし。
みたいなね。
メンバーもそう言ってたし、悲しいことではないって、言い聞かせてたのかもしれないけど、
本当にいつも見る感じでライブを待ってたわけ。
出番前のhideさんに会っても
「おーーー、うっすうっす」
みたいないつもの感じ。
でさ、ステージにみんながセッティングし始めて、その時も
「アー久しぶりだなぁーーーー」
って思いながら、眺めてた。
いつものSEが鳴り始めて、
「来た来た!!」
ってわくわくした。
メンバーが登場して心臓がドキドキし始めて、
youちゃんが出てきた瞬間。
私は自分でも説明がつかない涙がドバーーーって溢れて来た。
本当になんで泣いてるか解らなかったの。
何で?何で?って自分で思いながら、
私はこんなにもSOUL-D!を待ってたんだ。
って。
頭で理解して出る涙じゃなかった。
泣く理由があって、例えば誰かが死んで悲しいと思って流す涙は
ちゃんと理由があるから、自分でも解る。
けど、これは本当に頭ではわからなかったんだ。
だけど、本能が、心臓が涙を流した。
私はこんなにも、この人たちを愛してて、
この人たちの音楽をこんなにも待っていたんだ。
いろいろ思いにふけってたわけじゃないよ。
思い出を思い返して、感傷に浸ってたわけでもない。
あんなことがあって、あーだったとか、泣けるシーンを思い出してたわけじゃないんだ。
ただただ、youちゃんが出てきて、SOUL-D!が揃った途端涙が止まらなかったんだ。
しかも昨日はジジ(イデジのことをトリルはジジと呼ぶ)も加わっての激レアバージョン。
この姿を絶対目に焼き付けておこうと思うのに、涙が邪魔をする。
youちゃんと目が合う度に涙が止まらない。
そのうち、だんだん腹が立ってきた(笑)
メンバー最高の笑顔での演奏。
こっちは泣いてるのに、こっちの気も知らないで楽しそうに演奏しやがって(笑)
いろんな思いがこみ上げてきて、youちゃんがオーディエンスを煽れば煽るほど
どうだ、カッコいいだろ?
とみんなに叫びたい気持ちと、
やっぱりステージでこの5人に会いたい
あんた達はステージの上にいる人間なんだよ。
それが許される一握りの人種なんだよ。
と思う気持ちと、
このおっさん達は本当に音楽が好きすぎて堪らないんだろうな、
って純粋に音を楽しんでる姿に圧巻されつつ。
・・・・・・
そうなんだ。
見てる側と演る側ってどうしても差があるんだよ。
演る側がどんなに、練習に練習を重ねて苦労して必死で作り上げた一日でも
見る側が良くないと思えば、その日は良くない。
どんなに演る側が努力しててもそんなことは知らない。
曲作りもそうね。
一番思いを込めて作ってても、響かないものは響かない。
また、それで良い。
逆に、演る側はいつも通りのライブをしてるつもりでも
見る側にとっては貴重で万感の思いが馳せるライブ、
ある意味すごく苦しい気持ちになるライブがある。
解散ライブをよく見る。
私の主観だけど、
演る側ももちろんいろんな思いが交錯してるだろうけど、
「いつも通りやろう。笑顔でやろう。やりきろう。」
そう言いながらステージに立つ。
そして新たな道があります。と言う。
見る側は新しい道が各メンバーそれぞれあるとわかっていても
見る側としては、そこでそのバンドとしての道はぶった切られるんだ。
バンドの先が未来永劫見えないんだ。
演る側はそれぞれに道は見えていても、
見る側には見えない。
でも仕方ない。
でも仕方ないで済ませれない思い。
そういうのがぐちゃぐちゃになって涙になって叫びになるんだ。
解散ライブはそういう心の叫びを感じる。
私の昨日の涙もぐちゃぐちゃで理由もなければ
説明もできない。
でも、私はSOUL-D!をこんなに好きで好きで仕方ないんだと
思った。
ステージ上で会いたいんだ。
病み上がりで声も出し辛いくせに
飛び跳ねて叫んだ。
私の思いはきっと届いたと思う。
SOUL-D!ありがとう。
早く戻ってきてください。