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Daraja -from Kenya-

ケニアのこといろいろ

スーパーフードやら、西洋的健康志向食がバリのウブドセンターでもよ~く見かけられました。
なんなら、ベジ・ビーガン・グルテンフリーを主にお店は展開され、ローカルフードこってこての味でたのしめるお店は本当に少なかった。
ここのところ、日本人にとってのスーパーフードって本当に外国の土地で育つものなんだろうか?と思う事があって、色々海外のサイトのレシピをやってみたりしたんだけど、お金もかかるし、やっぱりほっとするのは味噌汁~。発酵食品。もう一度初心に帰ろう!と。
日本人は日本人の体にあった昔からの食こそ大事すべきなんじゃないかと。養生食について勉強しようと思ったり。
季節のモノもその季節に食べることの意味と同じで、その土地に培われてきたモノはその土地に生まれ育つモノに最適なものなんじゃないのかな~と自分に対して思っていたり。背伸びしていた自分に気付いた。
 
喧騒の中のウブドからバリ北部のタバナン県に移動したバリ4日目。ここのホテルのオーナーさんいわく、アジア人はほとんど来ないからびっくりしたわ。と。私達も父の思いのある寺院の県内だったから、ここを選んだだけだったので、それがなければこんな素敵なところに出会わなかった。
タクシーでウブドから移動すること2時間ほど。途中ショートカットでうっそうとした森の中を揺れまくりながら抜け、ロッジに到着。
エコロッジというだけあって、ごはんも超自然派。
ロッジの周りはジャングル。そこに自生または自家栽培しているココナッツやハーブ、野菜などを作ってご飯は作られていて。
レストラン以外は基本インターネット環境はなく。自然の中で自然に委ねて過ごせる場所。
 
私達の泊まったのはツリーハウス。最高の絶景でした。
 
 
 
 
朝起きぬけに目の前にこの景色。もう天国。
ランチタイムにディナーのオーダーをとって、そこから森の中へ材料を採取しにいくの。
ココナッツがごろごろ。
下って下っていくと、ウォーターホール。ココまで来る道、ほんとうにすごかった。全部が全開で生きててものすごいパワーだった。
会話ができそうなくらい生きてたよ。
 
 
一角にある、リサイクルコーナー、自家農園♥
 
 
 
 
 
 
2日目にお願いしたガイドのグディさんは、ココにこそオリジナルライフスタイルが残っているよ。っていってた。
きっと開発されていった場所も昔のライフスタイルはこんなんだったんだろう。
発展が悪いことだとは思わない。それに順応して今を受け入れ生きるすべも必要。
でもやっぱり、こういう素晴らしい人間に作ることのできない無二の世界は崩してほしくないとおもうのです。
自然に生きる。健康に生きるってことは、自分のいる土地とつながり、そこにあるものをありがたく頂き、それ以上を常に求めることなく
自分、自分の心、体と対話し続け、生かされているものと対話し続けること。ほんとうにそう感じました。
自然志向になるために、背伸びしてたら本末転倒なの。ほんとうの自分、ほんとうのナチュラル、シンプルってなんなのか。
と~~~~っても考えた都会のウブド。そしてそれを精査し浄化してくれたジャングル。
どちらも私には必要で、どちらも良さがある。
 
全てはバランス。自分でバランスをとって、いつもどっしりと構えている木のような人になりたい。
 
笑顔を絶やさず。いつも笑っていられますように。