希望は絵空ごと、絶望と同じくらいby野田英樹「パイパー」
NODA-MAP「パイパー」を 観て来ました。
去年、はじめてNODA-MAP「キル」を観て、
天才ってこういう人のことを言うんだな
って強烈に思ったことが記憶に新しい。
(キルの感想:http://ameblo.jp/ju72/entry-10071599922.html
)
でも、今年は慣れてしまったのか、
なんだかすんなりとぜんぶを受け入れてしまった。
私の中に残ったパイパーはこんな感じ。
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舞台は火星。
人間を幸せにするために存在したパイパーが
いつしか人を不幸にしていく。
幸せとは何か。
なんなら数値で測っちゃえばいい。
県民の満足度調査
とかみたいに。
ついにパイパーは食物と死体の区別がつかなくなった。
幸せと不幸の区別もつかなくなった。
たぶん
人間がそうだから。
最後に、松たか子と宮沢りえが掛け合う。
「希望は絵空ごとよ、絶望と同じくらい。」
「でも絶望も頭の中での絵空ごと、希望と同じくらい。」
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・・なんかこうして書くと怖いけど、
後味が悪い舞台では決してなかったんだよ。
私が感じたことは、
人もまた 生きとし生けるもので、生まれて死んでいく しかないのだなと。
それは幸せでもあり不幸でもあり それも含めて生きるということ。
どっちでもないし、どっちでもある。
・・・で、たぶんどっちかというと 幸せなんだ。
生命っていうそのものが。
妊婦の宮沢りえが 走ったり跳ねたりするのをみて
ハラハラしながら
そんなことを考えてました。



