タイ・バンコクを想う~ストロベリーハニーミルクラテを飲みながら~
後輩の同行を終えて…
つかの間の休息 in TULLY'S COFFEE。
禁煙席が空いていないので、
寒いけど外のお席です。
トラックやらタクシーやらびゅんびゅん通る、
五反田の大通り沿い。
向かいにはカラオケボックス、そしてコンビニ。
うぅ…
あんまりカフェ向きの風情じゃないかな。
こういう利便性が重視された町並みと、
一杯のお茶で過ごす数十分に付加価値を求めるカフェとじゃ、
そりゃ趣が違うよね。
でもせわしない都会だからこそ、
オアシス的な役割として、必要なんだろうな。
アンマッチにみえるこのコントラストは、
実はマッチングしているのかもしれない。
だけど、フランスから帰ってきた日に、
東京の雑踏をみて、なんとなくへこんだことがあった。
まあ、見慣れた街だからなんだろうけど。
でも、せっかくだから、どういう目でみたら、
この街を情緒あるものに見ることが出来るか考えてみよう。
ヒントは、バンコクの街にある気がする。
昔、いしだ壱成が「タイは若いうちにいけ」とCMで言うから、
本当に若いときに行ってみた・・・・・・・・
観光客の私にとっては、同じタイでも、
大きなデパートやホテルがあって、コンクリートに囲まれた中心街よりも、
郊外の現地色が豊かな村や、海がきれいな島のほうが、楽しかった。
でも、戻ってきてから思い出すのは、
なぜかあのバンコクの雑踏なんだよね。
パリのように、
凱旋門から星状に広がる街づくりに感動したわけでも、
美しい建築物にみとれたわけでもないのに。
ただ、バンコクの街は、たしかにエネルギッシュだった。
排気ガスをもくもくとさせながら、
小さなバイクに子供を三人乗せて走り抜けていくお母ちゃんも、
ねぎってもねぎっても敗けてくれない土産物やのおじちゃんも、
高い金属を売り付けようとしてくる綺麗なおねーさんも。
なにか目の前に欲しいものが明確にあって、
迷うこともなく、もしくは迷う暇もなく走っているとき、
人もその集合体もエネルギーがみなぎっていると思う。
バンコクの雑踏は、私にとってそんな風にみえたから、
熱風に焦がされたみたいに後に残ったんじゃないかなぁ。
だとしたら、見慣れたこの東京の町並みにも、
オフィス街で働く人々の夢や希望やその息吹きを感じることができたなら、
途端に色づいて見えるのかもしれないな。
よし、休憩おわり~。
