サケを飼い始めてから、犬と猫の特性の違いを実感する。
猫はとにかく狭いところが大好きだ。
そんな猫が大好きな「猫ちぐら」というものがある。
「猫ちぐら」とは、稲わらで編まれた籠で、
猫からすると、どうしても中に入らずにはいられなくなる非常に中毒性の高い存在である。
そんな猫ちぐらは現在大人気で、生産方法も人間の手編みなので、
注文してから何年も待たなければならないとのことで、
嫁が痺れをきらし、紙紐で制作し始めた。


話で聞いた通り、サケは制作途中から隙あらば猫ちぐらに入ろうと必死で、
いざ、猫ちぐらの中に入ってしまえば落ち着いて丸くなっている。
そんなサケの姿を見て、人間も同じような行動をしているなと感じた。
毎晩、同じバーに行かずにいれない人、毎晩、雀荘に行かずにいれない人、
結局その人たちにとってはバーや雀荘が落ち着ける場所なのだ。
僕は自分の住んでいる家がそういう場所になればと思いがあるので、
将来は、夢のマイホーム、いや「矢野ちぐら」を建てたいと思っている。

