針の跡

手術後5日目の朝にして、やっと普通食になった。めでたし、めでたし。
患部の経過の方も順調のようで、今朝の診察で、あさって辺りに抜糸し、来週早々にも耳の中のガーゼを抜きましょう、とのこと。だいたい予定通りだろう。どちらも待ち遠しい。
抜糸をすれば頭のネットは必要なくなって、締め付けられる感覚から解放されるし、頭も洗えるようになる。
さらに、今回それよりも楽しみなのが、耳の中に詰めてあるガーゼを抜き取ること。あんまり期待しない方がいいんだろうけど、やっぱりちょっと期待してしまう「聞こえ」の回復。どれくらい聞こえるようになっているかなあ？　楽しみだ。

それはさておき、現在の投薬は朝晩の点滴（抗生物質？）のみなのだが、毎回左腕に針を刺しているので、左腕が針の跡で痛々しい。
よく、覚醒剤中毒患者が常習的に自分の腕に注射針を刺して、それが見つかったときに腕が針の跡だらけ、というドラマがあったりするが、まさにそんな感じ。
病室のレイアウト上、右腕に点滴するのは難しそうなので、「覚醒剤中毒患者の腕」状態はしばらく続きそうである。