中3に入ったら、オープンスクールの案内が来ると思います。
もしお子さんがプリントを出さないタイプであれば、学校に聞いてみてくださいね。
当時わ私立は高校のホームページから申し込む、公立は学校でまとめて申し込む感じでしたが、地域や学校によって違うと思いますのでちょっと気にしておいてください。
長男の中学校は廊下に各学校の案内が貼り出されていて、公立はおそらく本人が選んで参加希望を出すというシステムだったと思いますが、
我が家にはそんな情報は来なかったです。(プリント類はほとんど手元に来なかったです!)
幸か不幸か、わりと保健室に避難したまま早退することがあり、私が迎えに行って掲示物を見ていたからわかったことです。
高校の選択肢としては、もちろん通いやすい範囲で受かるレベル。
そしてできたら普通科より少し特徴のある勉強ができたらいいなと思っていました。
なにせ勉強がイヤで高校に行きたくないと言ったほどだったので、これまでの延長ではダメだろうなと思っていたからです。
そこで公立高校は、園芸科、農業科のある高校を見学に行きました。
義実家で畑作業を手伝うのが好きでしたし、本気で農業で生きていくのは大変ですが、食べ物を作る方法を知ることは生きる力になると思って。
夏休みなので農作業の体験でかなり暑く大変だったようですが、それほど悪い印象ではなかったと思います。
そして私立高校は当時住んでいた地域では1つしかなかったIT系の科のある高校。
それも、商業高校などのいわゆる情報科とは少し違い、プログラミング言語や3DCGなどを学べる学校でした。
長男はもちろんゲーム好きでしたので、ゲームの土台となる3DCGを体験授業で体験したり、ロボットをプログラミングで動かしたりしてとても楽しかったようでした。
そして2学期に入って受けた模試で数学が1点だった後も点数としてはなかなか伸びず、中学校支援級の担任に
「(見学に行った)公立はこの点数では無理、私立高校でもボーダーラインで難しいかもしれない」
と言われてしまいました。
そのことを本人に話したところ号泣。
もう高校には行けないんだ、無理、勉強しても無駄。
パニックになっていた長男でしたが、別室で夫と私が
「通信制高校とかも考えて資料をもらったりした方がいいかもね」
と話していたら、
「イヤだ!俺は○○(オープンスクールに行った私立高校)に行きたい!」
と初めて高校進学への気持ちを話したのでした。