理学療法士として のお話しです
若干お怒りモードの HAZUKI です
かれこれ3か月前のお話しなので、今はもうクールダウンしています。
今日の話は長いです
エジソン 1年生 (長男)
元祖 ハンター 92才 (祖母)
わたしは、大のおばあちゃん子 ❤
92歳になっても、元気に歩いてタバコを買いに行く不良おばぁ
TABACCO の銘柄 は PIECE
11月、早朝に低血糖で倒れて、その時に大腿骨を骨折してしまったんです。
すぐに入院になったけど糖尿病があるので、手術ができなくて、、、
しばらくは病院のベットで寝たきりに。。。
入院して約1か月後にようやく手術ができるようになりました。
高齢ということもあり、今後を考えると「再び歩くことは難しい」と
主治医から言われたそうです。
いやいやいや~~!!
諦めたらダメでしょ?!
主治医がなんと言おうと、ここはセラピストの腕の見せ所♪♪
回復の望みは専門家に託そうと
担当の理学療法士さんにお話しを伺い、今後を相談したのですが、
担当療法士さんもほぼ諦めモード。
ケンカしても意味がないので、ここは頭を下げてお願いするしかなくって。
家族が同職の理学療法士ってのはやりにくいとは思いますが、
” どうにか歩けるまでに ”
家族としても自主トレとか出来る限り協力しますと連携が取れるようにお願いしました。
祖母の入院先にお見舞いに行くには車で1時間かかる。
けど、やっぱりもう一度、
タバコを買いに行けとは言いませんが、自分の足で歩いて欲しくって、
仕事終わりにそのまま病院へ直行
週に3~4回はお見舞いという リハビリ をしにに行っていました。
もう一度、歩いて欲しい
これは家族として普通の願いです。
「もう歩くことができない」
簡単に言うな
障害受容していないわけではなく、
ここまで頑張ったけど、これ以上の回復は難しい。という状況になって
初めて 「 結果、歩けない 」 ならまだしも。
まだ挑戦する前から 言うな
しかも!!私が担当したとすれば「歩いて退院してもらえる」という自信があった。
だから尚更、
腹の立つ
腹の立つ
ヤレヨ
あきらめるなよ
夕方の担当療法士さんがいる時間に病院に行くことができた日は
現況、方針、次のステップの確認
そのたびに、嫌がられているのは承知の上で
「お正月には一時帰宅させたいので、階段をあがれるようにしてほしい」
と何度もお願いをしました。
「順調にいけば・・・」
というのが担当療法士の答え。
「 ふざけんな 」
92歳
残り何年生きるかはわからない
ただ、10年後おばあちゃんがいる確率は少ない
残された人生、
おばあちゃんだけでなく
そばにいる家族の過ごし方も変わってくる
人の人生、甘くみるなよ
担当療法士に任せていたら
一時外泊はおろか、退院しても施設入所せざるをえなくなってしまう
迷惑な家族というのも承知の上で
最大のパフォーマンスを引き出すために
おばあちゃんには頑張って私のリハビリに付き合ってもらいました。
もちろん♪
勝手にするのはやめてください
と病棟看護婦さんからストップがかかりましたよ。
(そりゃそうだ、看護師さんは悪くないです。すいません)
担当療法士の目標設定が低すぎるので、
勝手に病棟で歩かせたりリハビリしたら注意されるので、
「 歩行器で歩く練習をしてもいいですか?? 」
と直接お伺いを立て歩行練習許可をもらいにいきました。
おどろくことに
「 まだ早いので無理でしょう」
「痛みがでたら困るのでやめてください」
という返事でした。
ふざけんな
実は身体の状況を把握するために、こっそり歩行器で歩いたんです
介助は必要ですが歩けたんです♪
十分とは言えませんが、再び歩くことを目標にしているなら
このハードルを越えないといけない
目標が「車いす生活」ならこのハードルは超える必要がない
この考えの差です
何度、病院からの帰り道に
ふざけんな
と叫んだことか。。
怒りたくないですね
”いるよね~、こんな家族”って思われているかもしれません。
でも関係ありません。
だって、おばあちゃんの人生だもの。
同業者としてすごくショックな出来事でした。
※たまたま、その人の担当患者になってしまっただけなんですけどね。
果たして おばあちゃんは 自宅に帰れるのか
再び 自分の足で歩くことができるのか
元祖ハンターに戻れるのか
長生きの秘訣は 「 毎日豆腐一丁食べること 」 だそうです
怒ると顔にシワができてしまいます
いやだいやだ
つづく