誠実であっても


意外と


ないがしろにされたりする機会も

時々あります。






父もそうでした。



大事に思っていた親類に

裏切られて

正義を貫きたくて

悩んだあげく

難病になった。


亡くなったのは30年前。



父を傷つけた人とは縁が無くなったけど

30年忘れないし

これからも忘れることは無いと思う。





そんな父の命日の銀河の署名は昨日。


今朝方

父と

美味しく

さつまいもを蒸したのを食べている夢を見ました。






父の命日の銀河の署名の日は


いつも

父に

「そんなに頑張らなくてもいいよ」と声をかけられている


めぐるたびに

そんな気がする日になります。







父は

私が

子どもだったころ

芥川龍之介の

「杜子春」や「蜘蛛の糸」の

小説の話を

よく聞かせてくれて



それが、私の人生の指針になっているような気がします。






杜子春では

人生で何を大事にするか

ということを


じんわり学びました。





蜘蛛の糸では


自分の保身のために

多くの人を切ろうとしたカンダタを見て


お釈迦さまが


「今回もダメだったか」と

ため息をつく。


それが印象的でした。









ニコニコしている私は


傷つけても大丈夫と思われがちかも。





私のことを利用して


利用価値がないと思ったら

豹変する人もいます。


(豹変しなくても、わずかな気配の変化も気づいてしまう、自分の感覚がつらいことも。気づかぬふりはきついから、鈍感力がほしい)




一言

意見を言いたいと

思ったこともあります。







最近では



自分が誠実であれば


天がさばくと信じてるから。




ゆだねています。






優しい

あの人やこの人

ただ

泣き寝入りするばかりの世界とは

思えません。





御天道様が見ているってのは

本当だなと

思うことも多いですし。





あ、


志賀直哉の

「小僧の神様」も

好きでした。


世の中捨てたもんじゃないと思えるから。


(これは、過去の私の感想、人の善意について

もっと深い内容も含まれていると思う)