やはり不法投棄だった | JTT海外展開のブログ

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JTTは鉄鋼製品や機械を輸出する商社です。また海外進出する企業を支援する事業も行っています。社長の相田和宏は25年以上にわたり、中国、ベトナム、韓国、インド、ミャンマー等の企業と人と関わってきました。その異文化交流のエピソードや苦労話や最新情報をお伝えします。

ホルムアルデヒドは,やはり産廃業者の不法投棄だった。

同和ハイテックが廃棄を依頼した高崎金属工業が、川に流したとNHKで報道があった。


化学知識がなく、正直に処理すると赤字になるので、知らないふりをして川に流したのだ。困ったものだ。


原因物質はヘキサメチレントラミンを含む廃液が塩素と反応して、ホルムアルデヒドを作り出すとは知らずに捨てたということ。梅雨前で川の水量が少ないため、通常より塩素濃度が高くなっていた川や塩素で洗浄を行う浄水場で、ホルムアルデヒドが発生したのあろう。


廃棄料をもらっているのに、川に捨てる。これだから産廃業者は「ヤクザ」の下請けと言われる。モラルが低すぎる。


「高崎金属工業」という社名を見ても、金属会社である。明らかに化学製品を扱える資格や設備もない。

このようなところに廃棄を委託する同和は、どうなっているのか?

高崎金属工業の社長は、「詳しく製品説明もされず、廃棄を引き受けた。今回の件は濡れ衣を着せられたようだ」とバカな発言をしている。全ていけないのは、同和側で、自分も被害者と言わんばかり。両社の主張は食い違っている。


高崎金属工業の社長はバカか?廃棄物として、処理を依頼されているのだから、処理料をもらっている。これを川に普通投棄するか?無害なものなら、処理代を払うわけがない。この点で責任を逃れることはできない。


廃棄物を処理するには、廃棄物業者はマニフェストを作成し、廃棄の依頼主に提出しないといけない。マニフェストに「廃油は河川に投棄した」と報告書を作成して、同和に提出していたのだろうか?

また設備があるかどうか確認しない同和ハイテックも悪い。たぶん両社の担当者が金銭的に癒着していたと思う。


親会社の「同和鉱業」(現DOWA)は、西日本の人が感じる、いわゆる「同和系」ではない。鉱山や精錬会社であり、その業界では有名な会社である。九州や大坂で「同和」を語るその筋の会社とは違う。

しかし、子会社で太陽光パネルの材料である銀粉を生産している子会社同和ハイテックが、廃油を利根川に流したことで株価が暴落している。

千葉柏や埼玉で、水道水を止めた影響は大きい。両社は市民グループから訴訟をおこされるだろう。


私の見方では、同和ではグループ内の処理業者の設備が壊れて、急きょ高崎金属工業に依頼したと

主張しているが、今までも同じ廃液を川に流していたと疑いたくなる。

今回はたまたま水量が少なく、塩素濃度が高くなっていて、大量のホルムアルデヒドを発生させてしまったので、発覚したのである。


インキで有名なDIC(旧大日本インキ)等も、工場から出る硫酸やインキを川に流している。化学工場も同じく、廃液を全て流している。日本の河川は30年前よりは、良くなったといっても、相変わらず工場は、流して捨てているのが現状。

違うのは30年前より、廃棄液を害がない程度に薄くして、流しているだけなのだ。無害であるとは言い切れない。農業で農薬がなくならないのと同じこと。その程度は昔ほどひどくはなくなったが、それでも捨てていることには変わりない。


河川の水量が今回のように少ないとか、たまたま他の工場から、通常と違う化学物質が流されていたら、予想だにしない化学反応して、とんでもない毒劇物を発生させることがある。

今後も注意は必要である。