スクランブル交差点に、到着。
 一面、ゾンビである、動きはしないが。
 スクランブル交差点の前まで来たが、生きている人間の姿は無い。
 泣きそうになった、その時、向こう側から日本刀らしき物を持った女性が歩いて来た。
 女性、こちらに気付き足をとめた。
 僕は、ゆっくりとスクランブル交差点の真ん中に向かった。
 彼女も、ゆっくりと向かって来る。
 そして、スクランブル交差点の中心、5メーターほどの間隔をあけて、僕らは立ち止まった。
 僕は、彼女の事を知っていた。