新世界・小説版(4) スクランブル交差点に、到着。 一面、ゾンビである、動きはしないが。 スクランブル交差点の前まで来たが、生きている人間の姿は無い。 泣きそうになった、その時、向こう側から日本刀らしき物を持った女性が歩いて来た。 女性、こちらに気付き足をとめた。 僕は、ゆっくりとスクランブル交差点の真ん中に向かった。 彼女も、ゆっくりと向かって来る。 そして、スクランブル交差点の中心、5メーターほどの間隔をあけて、僕らは立ち止まった。 僕は、彼女の事を知っていた。