バンタヤン島のセブJトピアに滞在している関西からのビジターの小比賀さんは、わざわざ和式の大工道具を持って来ました。

その目的は、日本の大工技術を、現地のフィリピン人に教えるためです。

写真は、本棚を製作している光景ですが、日本の鑿(ノミ)を使って穴を空けて棚を固定するやり方を教えてい

ます。教わっている若者は地元の大工をしている若者ですがこういう作業を教わるのは初めてです。

最初は、教えてもやる気が見えませんでしたが、小比賀さんが実際に製作して見せるとだんだん興味が出てきたようです。なお、普通なら教わる方が指導料を払って習うのが筋ですが、小比賀さんは逆に彼に賃金を払ってあげて教えています。