博覧会といえば、「なんとなく大きな催し物」というイメージが多いかなと思います。
これもれっきとした「業態」のひとつ。
世界で最初の国際博覧会は、1851年ヴィクトリア女王とアルバート殿下を迎えてロンドンで開催されました。
(これまでにも国内博覧会としては、1798年、フランス革命時期のパリで初めて開催されたものがあり、以降、1849年までに何度も開催され規模も大きくなっていったそうです。)
以降、欧米で次々と開催され、1928年には国際博覧会事務局が設立。
国際博覧会条約(BIE条約)に基づき多くの国が参加し開催されるようになりました。
国際博覧会条約によると、国際博覧会とは次のように定められているようです。
「複数の国が参加した、公衆の教育を主たる目的とする催しであり、文明の必要とするもに応ずるために人類が利用することのできる手段または人類の活動の一若しくは複数の部門において達成された進歩若しくはそれらの部門における将来の展望を示すものをいう」
国際博覧会には、会場の規模やテーマなどから、主に
「登録博覧会」
「認定博覧会」
と2つに大別されているのが現状です。
さて、日本で開催された国際博覧会はどんなものがあったのか・・
1970年 日本万博博覧会(大阪)
1975年 沖縄国際海洋博覧会(沖縄)
1985年 国際科学技術博覧会 科学万博つくば85(茨城)
1990年 国際花と緑の博覧会(大阪)
2005年 日本国際博覧会 愛・地球博(愛知)
1867年のパリ万博に初めて日本が国際博覧会に参加して以降、規模も年々増し、日本におけるさまざまな技術や経済の発展に伴って開催されてきたように考えられるかと思います。
[1900年頃のパリ万博の写真は →http://fantasma561868opera.web.fc2.com/les/mysite1/jikan023.html を参照]また、最初に国際博覧会が開催された1851年は日本はまだ鎖国時代であり、ペリー来航より2年前。
それより前には世界ではフランス革命をはじめ、次々と革命などが起こり、日本が世界から離されていくような時代であったことを考えると、日本がどれだけその後、1868年の明治維新以降、世界に近づき追い越そうとしてきたか・・・
というのが、国際博覧会をひとつとってもその姿が見えてくるような気もします。
「博物館」といえば、歴史館、資料館、郷土館などを思いうかべるかと思います。
世界標準からすると、動物園、水族館、植物園、科学館なども「博物館」の一種です。
日本には関連法規として、『博物館法』というものがあり、その法制度上、次の三つに分かれます。
「登録博物館」・・・・・・博物館法上の博物館
「博物館相当施設」・・・上記に準じた法制上の扱いを受ける
「博物館類似施設」・・・博物館法の適用外
日本博物館協会の資料によると、上記三つに準じる博物館の合計は、4040館。
一番多いのは、「歴史館」の1845館とのこと。
この数字が多いのか?少ないのか?
個人的には、この歴史ある日本、文化ある日本、もう少し「博物館」は多くあってもいいのではと思うところ・・・。
ちなみに同協会の資料によると、年間の入館者数 (H21)は、(回答のあった)2066館の計が153,602,003人=平均74,348人。
今年の暑い夏は、涼しい?「博物館」へ出かけましょう!
