【問題】
鋼構造物の溶接施工時に割れが発生した。溶接割れ原因を推定するため、
溶接管理技術者として実施すべきことを次の3観点から答えよ。
①割れの状況調査
②記録類の確認
③上記以外に実施する項目
【回答】
①割れの形状・寸法、位置、深さ、特徴(性状)、発生範囲などを破面観察、マクロ試験、
ミクロ試験、非破壊試験などで調査する。
②(a)母材及び溶接材料の化学組成、炭素当量、PCMなどを材料証明書(ミルシートなど)により
確認する。
(b)当該溶接継手に適用された溶接法、溶接材料、溶接条件、予熱条件などを確認する。
また、当該継手のWPS(溶接施工要領書)を確認する。
(c)当該溶接継手の溶接時の環境、開先検査結果、非破壊検査結果などの必要な
記録を確認する。
③(a)関連資料及び文献の調査
(b)事故事例の調査
(c)割れの再現試験など