ちょい出遅れ

このタイプの方は、

受験が迫っているわけでもありません。


そうすると、

何が賢い方法かというと、

まず焦らないことです。


ひとつひとつ追いつくべき、

と認識することです。


すでに走っている、

そのカリキュラムに、

適応できない可能性が、

高いという前提があります。


中学受験塾には、

1年生から通塾している例

も数多くあります。

それだけ、周到に準備し

手間暇かけて臨むことであり、

容易ではないことなのです。


つまり、

もともと、すぐには

そのレベルの学習に適応できないはず、

そのことを

前提とすれば良いのです。


その上で、なるべく、ソフトランディング

できるように、と対策を講じることです。



集団クラスタイプの塾に、

そのときに、

確かなアドバイスのできる

塾はほとんどないでしょう。


もしあったら、

4年生でも5年生でも、

年度途中にどんどん

入塾して来るはずです。


確かなアドバイスのできる

人間がそもそも滅多にいません。


なぜかと言うと、

お子さんたちの

これまで生きてきた、

その経験、環境が個々に

違いすぎるので、

一人一人細かい分析が必要で、

分析が正しくされることも必要ですし、

実現可能な具体的な

対処法にまで、落とし込めないと

いけない訳てすが、

それが能力的にできる人間でも、

時間も、労力も

非常に費やさなければいけません。

一人一人対策法も異なります。

(間違いのない対応をする場合には。)


それができて欲しい、

そうして欲しい、

顧客側は、当然そう思います。

思うはずです。


しかし、

困られている親子には、

そういう環境が本当は、

本当に、

必要なのですが、

塾講師は、何せ、時間に追われています。

時間がないのです。


つまり、そのままではどうにもなりません。

そうすると、

なんとかなる わけではないてすね。


でも、

なんとかなる はずなのです。


適切な方法を選べば、です。

(続く)