自衛官になるためには、ネットで自衛官募集と検索すれば幾らでも情報が集まる。
しかし、情報過多で自分がハッキリとした目的が解らない人にはどういう制度で入隊したらいいか解らない。
受験資格があっても、入隊試験に合格できるようなレベルなのかそうじゃないかも判断しかねるというのもある。
頭が良くても体力的とか、そういう心配はいらないのかとかね。
そういう現実的な話をするのなら最寄りの自衛隊地方協力本部へ行くといい。
街のいたるところに「自衛官募集」のポスターが貼ってあるし、そこには最寄りの地本の電話番号が記載されているはずだ。
募集事務所へ行くと、自衛官が懇切丁寧にいろいろ説明してくれるはずだ。
陸海空のそれぞれの自衛官が募集事務所に居て対応してくれる。
制服を着ていないことも多いから一見すると自衛官ぽくないかも知れない。
私の担当してくれた自衛官は・・・・・・・機甲科の戦車の人だった・・・・そこからすでに戦車と縁があったのか・・・・・・・。
その人に最後に会ったのが近所のスーパーだった。
私の実家はそこから数百キロ離れた所なので偶然というのには無理がある。
年齢のお互いかなり経っていたがお互い直ぐに判った。
あちらはもう定年してしばらく経っていたが・・・・それからでももう10年以上前の話。
入隊後、現役時代は一度も会うことは無かった。
そいうものなのである。
入隊希望だと地本へ行き、話を聞き質問し自分がどういう制度で入隊試験を受けるか決める。
大卒か卒業見込みなら「自衛官幹部候補生」という制度がある。
一般・歯科・薬剤科のコースから各自衛隊の幹部自衛官となる者(飛行要員含む)を養成する制度です。
「一般幹部候補生」「歯科幹部候補生」「薬剤科幹部候補生」と、幹部候補生の採用試験には3つのコースがあります。
大学の文系および理工系から進む通常の幹部候補生コースが「一般幹部候補生」。ここには、陸上自衛隊の音楽要員及び海上・航空自衛隊の飛行要員が含まれます。
大学の歯学科から進むコースとして、自衛隊の衛生分野(病院勤務等)で活躍する歯科医官となる「歯科幹部候補生」。大学の薬学科から進むコースとして、自衛隊の衛生分野(病院勤務等)で活躍する薬剤官となる「薬剤科幹部候補生」があります。
各コースとも、採用と同時に陸上・海上・航空の各自衛隊曹長に任命され、幹部候補生として一定期間の教育を受けた後、一般幹部候補生は3等陸・海・空尉(院卒者試験合格者は2等陸・海・空尉)に昇任、歯科・薬剤科幹部候補生は2等陸・海・空尉に昇任、幹部自衛官となります。
年齢制限もあるので早目に受験することをお勧めする。
大卒でも一般曹候補生や自衛官候補生にも当然受験できる。
入隊後にも年齢制限に引っかからなければ幹部候補生を受験できる。
自衛官になるにはどの制度も入隊試験が必ずあるので受験勉強が必要かもね。
俺は天才だから勉強は不要という人以外は問題集とか買って勉強すべし。
高校卒業見込みや新高卒ならいろいろな制度があるのでそれは次回紹介します。