アメリカ軍の全部門で女性兵士の役割が拡大しているという。
2015年に女性の戦闘任務参加が全面的に解禁されてから初めて、特殊部隊訓練を終えて作戦部隊に配属された女性州兵が2020年誕生した。
彼女は特殊部隊資格課程を修了した初の女性でもあり、今後は国家機密任務を海外で遂行する陸軍精鋭部隊「グリーンベレー」への配属が決まっているという。
「軍は真の意味で実力社会。私たちは皆同じ誓いをし、同じ土俵でキャリアをスタートする」。
退役したロリ・ロビンソン元空軍大将は、ブルッキングス研究所の報告書の中でこう述べている。
ロビンソン氏は、戦闘部隊初の女性司令官と空軍兵器学校初の女性指導官を務めた経歴を持っている。
2017年の北朝鮮危機の際には、北米航空宇宙防衛司令部兼アメリカ北方軍(NORTHCOM)司令官を務めた。
「軍における男女平等は今が一番進んでいる。いかなる戦闘任務からも、女性が排除されることはもはやない」と述べている。
2008年には、アン・ダンウッディ陸軍大将が、女性で初めて4つ星階級に昇格しました。以来、5人の女性が4つ星階級に昇格している。
ヨーロッパ歯科保健部隊で下士官上級指揮官を務めたばかりのトレス・ビエン・アダムズ曹長は、「レンジャー課程や歩兵訓練課程を卒業し、頭角を現す女性を目にできるなんて信じられません。陸軍で女性が躍進する姿を見られることに驚きを隠せません」と語った。
男女平等は軍も・・・最前線で女性が戦う姿も日常化するということなのか・・・・。
第二次世界大戦ではソ連軍では多くの女性兵士が最前線で戦った。
世界がそういう時代になってきているということなのか・・・平時なら良くても有事には・・・・いろいろ考えさせられる話ではある。