元海上自衛官が語る 日本の海上保安庁と比べてわかる中国海警局の脅威!その狙いとは?! | 戦車兵のブログ

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元海自幹部のオオカミ少佐の解説する、支那の海警。

 

海警って支那の海の警察だろう?日本で言えば海保みたいなもんだろう?いいえ違います。

 

完全に軍組織の一部だし、装備の海の警察なんてもんではありません。

 

やばいです、そんな海警と海保が衝突したら・・・・・。

 

 

中国海警局は、中華人民共和国を代表する海上法執行機関(沿岸警備隊)である。

 

もともと、2013年の決定に基づいて、国家海洋局が法執行任務を行う場合の対外的な名義として使われるようになったのち、2018年の再編成により、一括して武装警察部隊に編入された。

 

同年7月1日以降は、武装警察部隊である海警総隊が「中国海警局」の名義で法執行任務を実施するようになっており、武装警察部隊の他の部隊と同様に中国共産党中央と中央軍事委員会の集中統一指導を受ける。

 

 

2013年3月、第12期全国人民代表大会第1回会議において「国務院機構改革および職能転変方案」が承認されたのを皮切りに、「五龍」のうち、海監・海警・漁政・海関の4機関の法執行要員・船艇と職責を取り込むかたちで国家海洋局が改編され、中国海警局の名のもとに、海上における権益保全のための法執行が一元化されることになった。

 

同年7月9日には「国家海洋局主要職責内設機構及び人員編制規定」(三定方案)が示されて、同局の職責、組織および人員編制規定が明らかになった。

 

 

武装は76mm速射砲×1、30mm機関砲×2(RWS) 、14.5mm連装機関銃×2とか・・・・。

 

 

37mm連装機関砲×4ていうのもある。

 

海保が戦う相手じゃないね。

 

 

排水量1万トンを超える中国最大の新造巡視船「海警2901」新造船は海上保安庁最大の巡視船「しきしま」をはるかに凌駕する排水量1万2千トンの世界最大となる巡視船であり、中国海軍も運用しているZ-8型ヘリコプターを搭載・運用可能であるとともに、主要武器として76ミリ砲を装備する高い捜索・攻撃能力を有した巡視船であると言える。

 

また、新造船は東シナ海に配備され、続いて建造している姉妹船は南シナ海に配備されるとのことである。

 

 

 

中国の習近平指導部が、武器使用に関する規定を定めた海警法に基づき、海警局をさらに増強していくことは確実だ。

 

海警局はすでに世界最大規模の海上法執行機関で、軍と共同で訓練を行うなど事実上の「第2海軍」となっている。

 

沖縄県・尖閣諸島に対する脅威は高まる一方だ。

 

 

また、海警局の船舶は、ベトナムやフィリピンなどと領有権を争う南シナ海でこれらの国の漁船に「違法行為があった」として発砲したり、衝突して沈没させたりするなどしてきた。

 

海警法の内容は「これまで海警局が行ってきた行為を追認するもの」だ。

 

尖閣周辺だけでなく南シナ海でも、法整備をきっかけに挑発的行為を正当化することが懸念されている。


 海警局は18年に国内の治安維持を担う人民武装警察部隊(武警)に編入され、軍の最高指導機関である中央軍事委員会の指揮系統に入った。

 

海警局は東海艦隊副参謀長などを歴任した海軍出身の王仲才少将がトップを務め、軍との一体化が進んでいる。