寒い休日は部屋でじっとしているに限る。
毛布にくるまって読書かDVD鑑賞・・・・・はしなかった。
横になってテレビを観ていた。
新極真会館の世界大会を観た。
極真空手は私の青春時代の1ページでもある。
子供の頃から柔道をしていた、柔道で全国大会にも出たことがある。
東京に一時期住んで居たのを機に極真会館総本部に通っていた。
ゴットハンドと呼ばれた大山倍達総裁の弟子であった。
大山総裁を知らない人は「空手バカ一代」という漫画を読んで欲しい。
極真会館がまだ分裂なんてしていない頃の話。
そんなこともあって懐かしく世界大会を観ていた。
でも・・・、知っている選手は皆無で全く知らない。
そりゃそうだ、空手をしなくなってからもう随分経つし、昔は格闘技関係の本や雑誌は毎月講読していたのに今は全く読まなくなった。
ましてや「新極真空手」というのも馴染みはない。
馴染みがないのだが・・・・代表は緑健児先輩だ・・・・緑先輩が選手時代の世界大会前の本部夏合宿で一緒に撮った写真があったな・・内弟子時代のニコラスペタスとか・・・あの写真どこにいったかな・・・。
大山総裁と一緒に撮った記念写真も・・・・こちらは額に入って大事にしている。
大会を観ていて、知ってる選手はいないけれど代表とか審判とか見覚えある顔が・・・皆年取ったな・・・。
ブログをやっていて、総本部道場に通っていた頃の内弟子だった方とブログで再会した。
仮にY先輩としておく、当時指導員として活躍されていた。
沖縄戦史の記事を見て私だと直ぐに判ったそうだ。
たくさんいる道場生から私のような末端の道場生をよく戦史の記事から判ったものだと驚いた。
今も空手の指導者として活躍されている。
極真の分裂で大変な苦労をされたようだ。
極真空手も大きく変わった。
世界大会で女性が試合をしていた。
昔は女性が殴り合う試合は見たくないとかで大山総裁が認めていなかっと聞くが・・・。
そういえばY先輩の道場生も試合に出るのにヘッドギアが義務だつとか・・・。
大山総裁が組手でサポーターを付けている弟子に「君は喧嘩する前にサポーターを付けてするのかね」と言ったのを覚えている。
極真は防具は付けないフルコンタクト空手なのだ。
時代はいろんな分野で変わっている。
自衛隊だって変わっている。
昔ながらの精神論が否定されることもある。
でも私は精神論を全否定はしない。
最後の底力は精神の強い者が勝つと私は思っている。
しかし、精神論が万能でないこともよく判っているつもりだ。
この寒さは精神論では乗り切れないからね。
何かあったら対処できるようにしっかり暖機運転をしておこう。
押忍!