米軍の【寒冷地専用】戦闘糧食を元自衛隊員が食べてみたら | 戦車兵のブログ

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トッカグンの戦闘糧食シリーズ。

 

今回は米軍の寒冷地専用戦闘糧食。

 

 

 

私は米軍と冬季の日米共同訓練にも参加している。

 

2度目の日米共同訓練参加であった。

 

その時の米軍は温食は無く、全て戦闘糧食が食事であった。

 

私たち自衛隊の天幕へ遊びに来ては暖かい食事を求めて遊びに来ていた。

 

 

お土産に食べていない戦闘糧食を随分貰ったが・・・・寒冷地専用というのは無かったと思う。

 

そしてあんまり美味しくないものを食べているんだなと気の毒に思ったものだった。

 

 

寒冷地では食料が凍らないことが大事だ。

 

カチンコチンに凍っては歯が立たない。

 

缶詰だって凍るからね。

 

暖めて食べればいいだろう?どうやって?

 

戦場じゃ湯を焚くのだって困難だ、煙を出したら砲弾の雨が降る。

 

演習ならいいだろう?戦闘を想定しての訓練だからね。

 

だから自衛隊には寒冷地専用戦闘糧食が無いのかな?

 

 

同じ戦闘糧食の動画だけれど紹介する人が違うとずいぶん違うものだね。

 

 

チョコレートが入っていたり、なんか「おやつ」って感じがしないでもない。

 

でもカロリーとかちゃんとバランスが取れているのだろうね。

 

ただ・・・あんまり美味しいと直ぐ食べられてしまいそう・・・・。

 

一説には第二次世界大戦中の米兵に配られたチョコレートは不味かったという。

 

美味しいと配られたらすぐに食べてしまって戦闘糧食の役目を果たさないからだとか。

 

だから戦後の日本で「ギブミーチョコレート」って日本の子供が米兵に言うと気前良くばら撒いたんだね。

 

日本の子供は甘い物に飢えていたから美味しかったんだろう。

 

 

意地汚い先輩なら自分の好きな物を後輩から無理やり奪ったりするからね。

 

俺は今も恨んでいるよ(笑)

 

食べ物の恨みは忘れないのだ。

 

あの野郎・・・学科試験落ちたのに二次試験受けて・・・・。

 

いろんな意味で嫌な奴だった。

 

 

戦闘糧食とか一人分をパックで配給を受けるが、温食など配食する者が分量など不公平に配ったりしたら不満も出るだろうが公平に配食されるというのも大事なことだからね。