戦車 VS ヘリ | 戦車兵のブログ

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元陸上自衛隊の戦車乗員である戦車兵のブログ
北海道在住でマニアックなメカとしての戦車じゃなく、戦車乗りとしての目線から自衛隊や戦史、戦車を見る!!。
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戦車対ヘリ・・・・、そもそも戦車がヘリと戦うというのはなかなかないね。

 

もちろん重機関銃で撃つという対処が戦車にもあるが・・・・。

 

アパッチくらいの戦闘ヘリだと20キロ以上離れたところから撃ってくる時代だ。

 

 

なので現代戦では戦車が戦闘ヘリと戦うということは現実的じゃないのかもね。

 

動画はいろんな意味で面白かった。

 

 

 

ただ戦車じゃ撃ち落せない戦闘ヘリでも撃ち落す装備はある。

 

攻撃ヘリコプターも他のヘリコプターと同じく、戦場においては携行式地対空ミサイルによる攻撃によって撃墜されるリスクが大きく、いくら防弾装備を施した機体であっても、本格的な対空陣地相手には、やはり「力負け」するなど、脆弱性は存在する。

 

 

また、遍在性に欠け、常に特定の地域を確保するといった任務には不向きであり、天候にも一定程度その活動は左右される。

 

 

1991年の湾岸戦争においては、アメリカ陸軍のAH-64A アパッチがイラク軍の戦車を多数撃破。

 

2003年のイラク戦争でもAH-64D アパッチ・ロングボウやAH-1W スーパーコブラが戦果を上げている。

 

搭載される兵装は対地攻撃兵器のみならず、自衛用の空対空ミサイルを保有する機体も登場した。

 

また、火器管制装置を含む、アビオニクス類の発展も目覚ましく、偵察任務にも高い性能を発揮できるようになり純粋な偵察・観測ヘリコプターを駆逐しつつある状況になっている。

 

 

 

一方で、イラク戦争ではAH-64部隊が不用意にイラク軍の防空網に踏み込んだ結果、大多数が損害を受けるなど脆弱性も露わになっている。

 

加えて、近年では大規模な戦車戦が展開される可能性がほとんどなくなったこともあって、優れたセンサーとネットワーク機能を活かしたISR(情報収集・監視・偵察)任務や火力支援へと主任務が移行しており、高価でオーバースペックな割には意外に「撃たれ弱い」攻撃ヘリコプターの有用性を疑問視する声も出ている。

 

 

 

近年、遠隔操作式の無人偵察機に対戦車ミサイルを搭載して対地攻撃能力を付与した機体が登場・実戦参加しており、攻撃ヘリコプターを代替し得るか注目されるところである。