即応予備自衛官は自衛官経験者が満期除隊などで退職した後に年間30日間の訓練招集が義務つけられた予備自衛官で、普段は民間企業で働いている。
こうも災害時で招集されるなら、もっと待遇や処遇を見直して欲しいものだ。
一般企業で有給で休み訓練に参加するだけでも同僚の顔色をうかがっているのに、災害派遣で招集されたら職場では・・・・。
即応予備自衛官手当てとか協力企業の中には搾取するところもあるんだよな・・・。
以下産経ニュースより転載
断水の続く北海道厚真町では10日、避難所の町総合福祉センターで、自衛隊OBで構成する「即応予備自衛官」が給水支援活動を行い、避難者や近隣住民らがポリタンクなどを手に次々と訪れた。
隊員らは小雨の降る中、給水車の前に並んだ人たちに飲料用の水を提供。子供3人と一緒に来ていた同町の主婦、渡辺麻実さん(41)は「断水で洗濯やトイレの処理にも困っているが、料理に使える水が一番うれしい」。
渡辺さんは15リットルほどの水をパックに入れ、リュックサックで背負って自宅に運んでいた。
給水支援を行った即応予備自衛官の菅原香里陸士長(26)は「災害で招集されるのは初めて。被災者の方に少しでも安心感を与えられたら」と笑顔で子供たちに声をかけていた。
(産経ニュース)
現職の自衛官すら知らない即応予備自衛官の実態というものがある。
彼らの働きが報われる社会になって欲しいものだ。
一般社会にも現役の自衛官にもその存在と実態、そして理解がされていない中で彼らは招集されれば黙々と任務を遂行している。