陸上自衛隊 高射特科 | 戦車兵のブログ

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陸上自衛隊の職種紹介は高射特科。

 
 

旧陸軍における兵種としての高射砲兵に相当する。

 

 

方面隊には高射特科団または高射特科群が、師団には高射特科大隊(第7師団のみ高射特科連隊)旅団には高射特科中隊(第15旅団のみ高射特科連隊)が配備される。

 

 

航空自衛隊が全般的な防空を担当しているので、陸上自衛隊の高射特科部隊は、低高度用誘導弾や87式自走高射機関砲等で、部隊及び施設等の個別的な防空を担当している。

 

野戦特科と同じ「黄色」が職種色だが・・・「野戦特科と一緒にしないでくれ!」と高射特科は野戦特科とは同じ特科でも違うのだと隊員は言う。

 

 

 

 

職種徽章は、主要な装備である高射機関砲及び対空誘導弾を組み合わせたもの。

 

 

特定の方面隊(北部方面隊・西部方面隊)には、2個高射特科群基幹となる高射特科団が置かれている。

 

高射特科団は本部管理中隊と2個高射特科群で編成され、無線誘導機隊もしくは、それを増強した無人偵察機隊をもって編成されている。

 

地対空誘導弾改良ホークまたは03式中距離地対空誘導弾をもって中距離防空・対弾道ミサイル戦を担当する。

 

 

高射特科団を設置しない方面隊には、高射特科群または高射特科隊が1個置かれている。高射特科群は本部管理中隊と4個高射中隊・1個高射搬送通信中隊(通信科)で編成され、地対空誘導弾改良ホークまたは03式中距離地対空誘導弾をもって中距離防空・対弾道ミサイル戦を担当する。

 

 

東北方面隊隷下の第5高射特科群は2018年3月26日をもって廃止され、大隊に準ずる隊(第101高射特科隊)へ縮小された。

 

 

師団高射特科大隊、旅団には高射特科中隊(尚、第7師団と第15旅団は高射特科連隊、第14旅団は高射特科隊)が置かれる。

 

師団高射特科部隊は原則として本部管理中隊と2個中隊で編成され、近距離・短距離地対空誘導弾を用いて師団・旅団・普通科戦闘団の防空(短距離・近距離防空)を担当する。

 

 

戦車戦闘団に所属する部隊(第2高射特科大隊第3中隊・第7高射特科連隊第1-第4中隊)は87式自走高射機関砲を用いて戦車戦闘団の戦域防空を担当する。

 

 

例外として、第6高射特科群から改編した第15高射特科連隊は、03式中距離地対空誘導弾や11式短距離地対空誘導弾を装備、高射搬送通信中隊を編成し、南西諸島における中距離・短距離防空および、対弾道ミサイル戦を兼ねて担当する。

 

南西諸島の対処能力向上のため、今後宮古島及び石垣島・奄美大島に開設予定の陸上自衛隊駐(分)屯地にも高射部隊が配備される計画がある。

 

 

 

 

 

北朝鮮のミサイルを迎撃するのは海自のイージス艦と空自の高射特科部隊である。

 

陸自の高射特科は戦車と行動しないな・・・・。

 

なので戦車は敵航空機の情報が入ると隠れます。

 

キャリバー50を対空機関銃として構えます。

 

 

高射特科部隊、戦車の戦闘団と行動する時はどこにいるのだろう・・・。

 

戦車で航空部隊と戦うのは難しいな・・・・。