戦車に乗るには? | 戦車兵のブログ

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元陸上自衛隊の戦車乗員である戦車兵のブログ
北海道在住でマニアックなメカとしての戦車じゃなく、戦車乗りとしての目線から自衛隊や戦史、戦車を見る!!。
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今日も寒い札幌です。



外出も買出しに少し出たくらいで家で読書とDVDを見て過ごしていました。


少し疲れてうとうとしたら眠ってしまい起きたら暗くなっていて・・・・。




現在の日本は戦車がどんどん減っている。


戦車が減ったので戦車に乗る隊員、戦車乗員もかなり削減されてしまっている。


なので戦車に乗りたいと思ってもなかなか・・・・・。




戦車乗りになれなくても戦車に乗るには・・・・・、駐屯地祭の戦車試乗に乗るくらいしかないかな?



しかし、これもなかなか・・・長蛇の列で戦車に乗るのは難関だ。


アメンバーのブロガーさんが戦車試乗した話を読んだ。



戦車のエンジン室の上に「檻」を載せ、そこに一般人を「戦車試乗」させている画像とともに・・・・。


亡くなった友人が生前に練馬駐屯地でその光景を見て「市中引き廻しの刑みたいだった」と語ったのを思い出した。




北海道の戦車試乗はどこの部隊へ行っても座席を戦車のエンジン室に載せて戦車試乗している。


乗り心地は悪くない。




74式戦車で戦車のエンジン室に普通科隊員を「跨乗」させて訓練すると気の毒になる。



熱いからね、決して乗り心地は良くないだろう。



だが74式戦車の中に乗るとなると顔を出して乗れるのは車長席と装填手席、操縦席だが、操縦席は戦車の操縦をしなければならないので試乗は無理だろう。


車長席も戦車の指揮をするので無理、砲手席は中なので試乗できても外は見えないし視察窓なんて覗いていたらきっと酔うだろう。


装填手席ならいいかも知れないが・・・・試乗なら問題ないと思うけれど座席に座るのではなく立っていなければならないのです。




ハッチから顔を出して乗るとなれていないと大変なんですよ。


シャッフルされてね。


でも私はたまに装甲車とかハッチから身体を出して乗ると身体が昔のようになじんでバランス良く乗れたりしているので死ぬまできっと大丈夫だろう・・・・と思う。




そろそろ駐屯地祭の季節です、戦車試乗の機会があれば是非試乗して見て下さい。


ただ大きな駐屯地だと長蛇の列だったり整理券が必要だったりするのでお早目に行くことをお勧めします。




戦車の上から見る光景もまた格別ですし、戦車が削減されている日本で戦車に試乗する体験も貴重なものになるでしょう。


駐屯地によっては比較的に戦車試乗しやすいところもあるので狙い目は・・・・・・・・・。