今日は2.26事件のあった日でしたが、戦争体験を聞く会が札幌市で行われました。
現在、戦争体験を聞く機会はとても貴重です。
終戦時どんなに若い軍人であった人も90歳近いですからね。
今回は少年飛行兵だった3人が戦争体験を語ってくれました。
少飛15期、甲飛13期、甲飛14期だったかつての雛鳥達・・・・。
若鷲とまでゆかない世代ですね。
海軍甲種飛行予科練習生だった方達の話は空襲で同期生が300名近く失った話など生々しいものでした。
グライダーでの特攻隊として訓練中に終戦を迎えた。
少飛15期の方は陸軍ですが、台湾で特攻隊の同期生を見送る映像が残っており驚きました。
特攻隊ではなく、飛行時間100時間で墜落機の捜索をして尖閣諸島で生存者を発見したという話には驚きましたね。
たった飛行時間100時間ですから・・・。
彼等は終戦時は十代でした。
戦闘経験はないけれど、敵にはずいぶん撃たれたり攻撃は受けたと言っていました。
軍歴も戦争体験もある人達の最年少に近い世代も90歳・・・・。
戦争体験世代はどんどん減り貴重な体験談も聞けなくなりつつあります。
私は戦争体験をずいぶん聞き取りしましたが、久しぶりに戦争体験を聞いた良い機会でした。
ひょっとしたら私が聞ける戦争体験談はもう最期かもね・・・・。