アパグループのホテル客室に置かれた書籍を中国政府が批判している問題で、韓国紙「中央日報」が事実に基づかないニュースを報じ、アパグループの元谷外志雄代表が、言われなき非難を受けた。
誤報の原因は、中央日報が引用した中国共産党系の「環球時報」自体の誤報。
意図的ではないにせよ、中韓メディアの「連係プレー」でデマが拡散した形だ。
中央日報の日本語版サイトは、「23日の中国共産党系『環球時報』によると」とした上で、「右翼関係者らが開催した」会合の席上、元谷氏が「『(客室から書籍を)撤去することは考えておらず、中国人の予約も受けない』と述べた。
多くの中国旅行会社がアパホテルを予約リストから削除したことに対抗したのだ」と報道。
これを受け、ネット上では元谷氏やアパグループに対して、「国籍による差別」「旅行業法違反では」といった批判が起きた。
ところが、元谷氏は「中国人の予約を受けない」とは述べていない。実際の発言の趣旨は、中国でアパホテルを予約しようと思ってもできない状態だ、というものだった。
環球時報(電子版)の記事は、元谷氏の発言を趣旨に沿って翻訳していた。
ところが、見出しは「日本の右翼のホテル社長が書籍を撤去しないと公言 中国人の予約は受けつけないとわめき立てる」と、元谷氏がそう発言したかのようになっていた。
記事をよく読まずに、環球時報の担当者が見出しをつけ、その記事の本文や事実関係を精査しないまま、中央日報が環球時報を引用して報道した-。
これが事の真相だろう。
誤報に気づいたのか、すでに記事を削除した中央日報はまだましだが、環球時報の27日現在も、誤った見出しを掲げた記事をサイト上に掲載したままだ。
ちなみに中国のネットメディアは環球時報の記事を見出しも含めて転載し、誤報は広がり続けている。
事実確認はせず、他のメディアの報道をそのまま転載するのは中国メディアの特性だ。
歴史問題にせよ、今起きている問題にせよ、事実無根の話に基づく中韓の対日批判が繰り返されている。(原川貴郎)
(産経ニュース)
この誤報を訂正せず放置するのは日本だって全く同じだ。
朝日新聞の捏造記事で日本がどれだけ貶められているが賢明な読者の皆さんなら御存知のことであろう。
従軍慰安婦を強制連行したなんて捏造記事を長年放置し精査すらせずに垂れ流し続けたために未だに日本は韓国から嫌がらせを受けている。
それを反省もせずに朝日新聞は韓国寄りの報道ばかりする。
朝日新聞が単に売国奴新聞ということで片付けられて終わりの話でいいはずがない。
韓国で「親日罪」があるように日本でも「親韓罪」「嫌韓令」なりを造るべきだね。
支那は「嫌韓令」を出して韓国のドラマなど禁止しているけれど、反日なのにそういうのまではやっていないのはなんでだろう?