陸幕長「あり得ないミス重なる」 | 戦車兵のブログ

戦車兵のブログ

元陸上自衛隊の戦車乗員である戦車兵のブログ
北海道在住でマニアックなメカとしての戦車じゃなく、戦車乗りとしての目線から自衛隊や戦史、戦車を見る!!。
ブログの内容・文章・画像を許可無く無断転載を禁じます。
悪質な場合は著作権侵害となりますのでご注意下さい。


陸上自衛隊の陸上幕僚長岩田清文陸将の記者会見で、「部隊が誤って実弾を請求するなど、3点のあり得ないことが重なった」と言うが、これが本当なら自衛官は実包と空包の区別がつかない部隊があるということになる。



これを一言で言い表したら「バカばかりの隊員で空包を実弾と間違えて射撃しました」ってことになるよ?対外的には「間違えたのかー」で済んでも、部内的には「嘘付け!」「有り得ない」って言われるよ。




有り得ないというのは間違いないが、どんな御都合主義の映画や小説でも起きないリアリティに欠ける「事件」だよ。



この報告で岩田陸幕長は納得したのか?機甲科出身で戦車乗りであった岩田陸将はそれでいいのか?



以下共同通信より転載






 陸上自衛隊が北海道の演習場で実弾を誤射し2人が負傷した事故で、岩田清文陸上幕僚長は26日の記者会見で、事故原因について「部隊が誤って実弾を請求するなど、3点のあり得ないことが重なった」と述べた。




 岩田陸幕長によると、関係者からの聞き取り調査で




(1)部隊が誤って実弾を請求した






(2)部隊が弾を受領する際、点検不備があった



(3)発射した隊員9人は空砲と思い込んで発射した



―の3点のミスがあったことを確認したという。





 事故を受けて、陸幕は同日、事故調査委員会を設置した。



また陸自の警務隊は、業務上過失傷害容疑も視野に捜査を開始した。



(共同通信)




実弾を弾薬庫から受領するのだって簡単じゃない。




その実弾を空包装置を付けた小銃で撃ってアダプターが破損して隊員を傷つけたという。




弾倉に弾込めする時に実弾か空包かくらい解るだろう。




30人も隊員がいてさ、弾薬係りだって実弾か空包か解らないなんて有り得ない、そんなアホがそんな役職にいることが問題だし事件だよ。




報道通りなら「バカな隊員ばかりのアホ部隊」ってことになる。




私は報道を信じたくない、「嘘」だと思っている。




どうせ嘘をつくなら、こんな情けない話にしないで「実戦を想定した訓練でした、安全面に問題がありました」と発表したほうがいいよ。




空包と実弾の区別がつかないアホばかりの隊員が実弾を79発も撃っても気が付かないなんて笑えないからね。




なんかね・・・、この事件を考えると自衛隊本当に大丈夫か?って情けなくもなるし不安にもなるし頭が痛くなるんだよ。




関係者は厳罰になるだろうね、懲戒免職ものだよ。




下手したら隊員が亡くなっていてもおかしくなかった事件だからね。