陸自中部方面航空隊  | 戦車兵のブログ

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中部方面航空隊は陸上自衛隊のヘリ部隊だ。


関西方面にある部隊だが、日本各地にこうしたへり部隊がある。


以下産経ニュースより転載






 陸上自衛隊「中部方面航空隊」は、大阪府八尾市の八尾駐屯地に駐屯する。


対戦車ヘリコプターによる戦闘や偵察・指揮連絡などを主任務とする。




 所在部隊は「中部方面航空隊」のほかに「第3飛行隊」、「中部方面通信群空中伝送班」などがある。


富士重工製の他用途ヘリコプター「UH-1J」などを使用し、人員や物資の空輸、航空偵察を行い地上部隊を支援する。


また、災害や林野火災などの災害派遣でも活躍する。
 




中部方面航空隊は昭和37年に発足した。北陸、東海、近畿、中国および四国の2府19県をカバーする。


主力部隊の「中部方面ヘリコプター隊」は、八尾駐屯地にあり、「第5対戦車ヘリコプター隊」は三重県の明野駐屯地におかれる。


 配備されるヘリコプターは、「UH-1J」をはじめとして、観測ヘリ「OH-1」、「OH-6D」。


明野には対戦車ヘリ「AH-1S」や攻撃ヘリ「AH-64D」も配備されている。





「UH-1J(愛称ヒューイ)」は正副の機長2人と11人が乗れる中型のヘリコプター。


米国ベル社が開発。


発展型のJ型は富士重工が中心に改良を進めた。





 ローター(翼)は2枚。片方が上がると一方が下がるシーソー形式といわれるタイプだ。


全長は17・4メートル。




最大時速は210キロ。


陸上自衛隊に約130機が納入された。





 「AH-1S(愛称コブラ)」は頭文字の「A」がアンチタンクを示す対戦車ヘリコプターでTOWミサイル8基や2・75インチロケット。



20ミリ機関砲で武装する攻撃ヘリ。





兵装を吊すスタブ・ウイングを含めても幅は3・3メートルほどしかない。


アメリカ軍は前身のG型からベトナム戦争に投入、約60機の運用を行っている。



 「AH-1S」の後継機種「AH-64D(愛称アパッチ・ロングボウ)」は、少数で調達を終えたが最強ヘリともいわれる。


メインローター上のロングボウレーダーなどにより、地上の200以上の目標の探知できる。



また、デジタル通信式のデータリンクシステムを搭載する。日本独自の空対空ミサイル「スティンガー」をはじめ、70ミリロケット弾、ヘルファイヤミサイル、30ミリ機関砲で武装する。

(写真報道局 彦野公太朗)


(産経ニュース)



AH-64Dをもっと配備できていたらな・・・・。


北海道には無いんだよね・・・・。