日光東照宮宝物館 | 戦車兵のブログ

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北海道在住でマニアックなメカとしての戦車じゃなく、戦車乗りとしての目線から自衛隊や戦史、戦車を見る!!。
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今年2回目の日光東照宮、前回は雪が降り雪景色の日光東照宮であったが今回は残暑厳しい晩夏の日光東照宮。




やはり風景は違うね。




雪景色とは・・・。




こんなんだもん雪景色の五重塔。




今回は東照宮が目的じゃなく、前回閉鎖休館していた東照宮宝物館を見学しに来ました。




400周年記念でリニューアルされたので是非行かないといけないと思いまして、頑張って来ましたよ。




観光地は外国人が多いけれど、大概大声ではしゃいでいるのは支那人ですね。




まったく・・・・・・・。




愚痴はここまでにして、徳川家康公の貴重な品々を展示している宝物館。




入場料千円とはとてもお安いです。




パラオなんか野晒しの日本軍施設跡を見るだけで60ドル請求されますからね。




当然中の撮影は不可なので画像はありませんが、西洋甲冑や刀剣、位階など・・・・・。




御在世品と呼ばれる家康公が生きていた時代の品々がやはり凄いものばかりでしたね。




ちゃんと先祖伝来の品々を遺すというのは大事なことです。




いろんな時代を潜り抜け、東南に遭ったり、火災や戦災、没落することも長い年月にはあるでしょう。




貴重な品も売ってしまうことだってあったかも知れません。




しかし、徳川家はちゃんと後世に残す努力をしていたのでしょう。



当たり前のようで当たり前じゃありませんからね。




私の家なんて、母親はそういうのを一切しない人ですぐに捨ててしまい、私の幼い頃の物など残っていません。



大事な物すら捨てたり他人にやってしまい、よく諍いの絶え状況でしたからね。




そういう人が先祖に一人いると子孫には何も残りません。





これっていろんな組織にも言えます。




自衛隊のOBが作る団体で創立50周年記念で記念誌を作ろうという話になった時に、過去の名簿や写真、記録を代々申し送りにしていたのですが、途中の担当者が「こんな古い過去のものなんて必要ない」と勝手に判断し全て捨ててしまったため、断念したという話がありました。




捨てた本人は誇らしげに「あんなもの代々残すと増えるだけでゴミだから、誰かが整理しなければいけない」と・・・。




自衛隊にはそういう人が過去の伝統や歴史を重んじる組織なのに、それを軽く見て捨ててしまう人がいるのです。




そういうことを考えれば、東照宮の400年は素晴らしいとしか言えません。




最近じゃテロで文化財が狙われているからね、気をつけないといけません。




靖国は死守しないとね。