「自衛隊に入隊してどんなことが学べるの?」とたまーに聴かれます。
免許や資格が取得できるとか、礼儀正しくなるとかよく聴かれるような答えを私に期待していないのは解ります。
「根性がつきます!」なんて言いません根性なしもいますからね。
見た目のかっこよさとかそんなことで憧れる方も少なくありませんが、自衛隊も階級社会の団体生活ですからそこは・・・・・・・・・・・・。
まぁ書くとまた叱られるし・・・、。
悪口に聞こえても嫌なので割愛しますが、人間関係の悩みなんて娑婆・・・、もとい一般社会だって同じです。
学べることはあっても自衛隊独特なというか入隊特典というほど「自衛隊に入ったら学べるもの」とまでいきません。
愛国心が学べる?それは自衛隊に入隊したこともない人の幻想です。
自衛隊に入隊して学んだこと・・・、穴掘り・・・、駆け足・・・・・・。
ん!?・・・そんなことしか思い浮かばない!!!!!
戦車の操縦や操作や整備・・・・穴掘り・・・・・いやいや戦車掩体ばかりじゃ・・。
それに戦車知識なんて娑婆・・・・、もとい世間では通用しませんしね。
ただ円匙(えんぴ)の使い方は上手になったね。
うーーん、悩むぞ!!
自衛隊社会しか知らない人は自衛隊の良さは娑婆にはないと勘違いしている人も多い。
しかし一般社会の方が遥かに厳しいことのほうが多いのかもしれません。
肉体的精神的に厳しいはっきり解る訓練は自衛隊はありますが、入隊したら全員が通る道でもありませんし、ぬるーーく自衛隊生活を過ごす方もいます。
演習も穴掘りも一切しない自衛官もいますからね。
予備自衛官の訓練でも自衛官経験のない予備自は、階級だけ1曹やら2曹を付けててもやはり同じ釜の飯を食った仲間という感じはせず、穴掘りや訓練や演習などでの経験がないことは陸曹の階級章も薄っぺらく見えるだけです。
外国の軍隊
何が学べるのか・・・・、入隊したらまず裁縫!階級章やネーム付け、これは学ぶというより出来ないと恥ずかしい。
洗濯やアイロンがけなどプレス、靴磨きも・・・。
普通のこと!?いえいえ徹底してますからね、特に掃除は!
ベッドメイキングも・・・。
整理整頓はうるさいです。
それと・・・、あ!料理とかも学べるし、包丁なんて持ったことがないという女性自衛官もいましたね。
そういう人としての一般常識が学べるかな?
上下関係のある世界で嫌でも学ぶことが「学べます」と・・・・。
なんかいつも答えにならないのです。