映画「高地戦」
もう晦日ですね。
忙しい中、韓流映画なんか見に行きました。
戦争映画なので一応見に行かないと「敵を知り己を知れば百戦危うからず」といいますからね。
韓国戦争を題材にした高地戦。
札幌のシアターキノという映画館は小さなスクリーンだけれど、1800円で見るのは嫌なのでいつも毎月1日の映画の日に観に行くのが私の恒例なのだが、1月1日は休館なので1000円で見られない。
しかし、早朝から見ると1200円だというので朝から映画館へ、たくさん客が来てました。
ここの映画館で観た映画が後味の良い映画は皆無なので、結構な人達が見に来たのをみてちょっ
と驚いた。
しかし、年末のせいか高校生くらいの観客が予告編が終わって本編が始まった瞬間、突然がさがさ音を立ててパンか何かくちゃくちゃがさがさ音を立てて食べ始めた。
「ちっ」と舌打ちの音、「うるさいぞ」と押し殺した声が小さなスクリーンのあっちこっちの座席から聞こえる。
確かに物凄くうるさいが、その観客は止めない。
実は私の4つくらい空いた空席の隣の観客なので、そっちに向けて「うるさい!」と言ったらやっと気づいて止めた、マナーが悪い観客はきっと韓国映画にお似合いなんだろう。
映画は韓国戦争(朝鮮戦争)の3年程経た停戦協定が行われている時期の東部戦線が舞台だ。
防諜隊の中尉が北朝鮮占領時に協力した国民の粛正をしようとした上官に「親日派の時でもしなかったのに」という台詞があったが、親日派ってさ当時の韓国軍上層部は皆日本軍出身なんだけどね。
まぁそこであれやこれやあって、最前線の調査に懲罰の代わりに転属させられて・・・、という話なのですが・・。
韓国映画ってなんでパクリばかりするのかな。
映画観ていていろんな戦争映画のシーンを思い出したよ。
高地での戦闘は「ハンバーガーヒル」そのものだし、取ったり取られたり繰り返し激しい攻防戦が繰り広げられて行く内に敵と・・・・。
まぁ独特の内容もあるのだけれどね。
全てパクリとは言わないけれど、女スナイパーが「2秒」という仇名で恐れられていたのはソ連の映画で・・、いやシーンそのものは「フルメタルジャケット」のシーンそのものだよ。
上官殺しは・・・、なんか韓国軍というか韓国人そのものの倫理というか「無能な指揮官だから殺しちゃえ、生き残るためだ仕方がないだろう?」的な・・・、そういうのあるけどね。
韓国軍の兵隊が見たら戦争になったら上官撃ち殺しちゃうね。
「プライベートライアン」のように上陸用舟艇で・・、もっとも退却シーンだけれど、逃げ出す時に定員一杯になって無理矢理乗り込む友軍を撃ち殺すのもね・・、なんか嫌なシーンだね。
二等兵から中尉にまで2年くらいでなったのとか、若い兵隊がやはり2年くらいで大尉になってダメ中隊長を殺害して指揮を執ったり韓国軍って・・・、実際戦時昇任は優秀な功績をあげた者をどんどん昇進させたらしいけど、「バンド・オブ・ブラザース」みたいな感じ・・。
でもね、映画はそれなりに見られたよ。
停戦協定が成り、停戦までの12時間は停戦時に占領した場所が領土なるため、最期に一番激しい戦闘になる。
まぁまぁな映画だね。
映画を見終わり、いつも行く近くのラーメン屋へ昼飯を食べに行くと、行列がこんな寒空に。
しばし待っていると前の二人がしゃべっている言葉・・・、韓国語だ。
韓国映画観た後だったので耳が壊れて穢れたのかと思ったが本物の韓国語だった。
もう、食べる来しなくなってその場から立ち去った。
そう言えば映画観ていて「せっき」とか言ってたけど、あれ韓国人が嫌がる侮蔑の言葉なんだよね。
「高地戦」のラストシーンのように朝鮮半島人同士殺し合って滅亡していればきっと反日国家はかなり縮小された国になっていたのに、まだ停戦中で韓国戦争(朝鮮戦争)は終戦になっていないので、どうぞ朝鮮民族同士いつまでも殺し合って下さいと思ったのだが・・、言い過ぎかな?
やはりとっても後味の悪い映画だった・・・。
捕捉しますと、史実に基づくような売りの「停戦前12時間の戦闘」これはフィクションで「虚構」です。
戦史的にもこんな話はないようです。
肝心な核心部分がこういう捏造といいますか、フィクションだと誤解してしまいますよね。
でも、映画自体で「フィクション」とは謳っておらず、本当にあった話のようなのは韓国映画特有の文化「捏造」なので気を付けないと行けません。
この映画を紹介したのは戦争映画好きの戦車兵の感想なので「お勧め映画」ではありませんよ。