戦争を誘っているとしか思えないからだ。
以下産経ニュースより転載
名古屋「正論」懇話会の第11回講演会が13日、名古屋市の名鉄グランドホテルで開かれ、北海道大学名誉教授の木村汎(ひろし)氏が「看過できない日露関係」をテーマに講演した。
木村氏は、昨年11月のメドベージェフ大統領の北方領土訪問などロシア側が対日攻勢を強めている背景について、経済状況の悪化で省エネなど日本からの技術導入の必要性が高まっていることを指摘。領土交渉に関して「初めてロシアが焦ってきている。日本に有利とみている」と述べた。
その上で、軍事力を封じられた戦後日本の外交の特異性を「左手ばかりを使うボクサー」に例え、「北方領土を失うことは、日本は武力で奪われた領土をあきらめる国という誤ったメッセージを発することになる」と強調。国境を明確にしてロシアとの友好関係を再構築すべきだと訴えた。(産経ニュース)