放射能汚染と政府の対応に素朴の疑問 | 戦車兵のブログ

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戦車兵のブログ 「放射能汚染と政府の対応に素朴な疑問」

政府はテレビなどのマスコミを使って盛んに「大丈夫、心配ない」と報じているが、政府の言う大丈夫って「直ぐには死なないよ、日本では癌で亡くなるのは人口の2人に1人だから少し増えるだけだよ」って意味なのか?

昨日放射能を解説していた専門家はそんな要旨のことを言っていたぞ。


つまり、普通に生活しても癌になって亡くなるのだから、放射能を浴びても同じだとそう言いたい訳?

恐ろしい話をしている。

しかも平然と、政府には責任は無いと言うのだろう。

そうだね、健康被害が出て大量の日本国民が若死にしても、その頃には民主党なんてあったことすら忘れ去られているから責任なんて考えなくていいよね。


戦車で瓦礫の除去するってことはそれだけ深刻だってことだからね。


それにいろんなネット情報だと、今回の原発事故の1番の原因は原発の職員が起こした人災で、2名の職員が不明になっているのは彼等の操作ミスで、ミスと知りながら無責任に放棄して逃げたことによるそうだ。

名前も不明者として報道されているから、解っている。


しかし、日本の首都は大丈夫なのか?

外国人も退去しているが、当然のことなのでは?



産経ニュースの記事を転載


気象庁によると、関東地方は21日朝から、広い範囲で雨が降っている。雨は22日午前まで降り続けるとみられ、多いところで神奈川県西部が90ミリ程度、東京都心でも40ミリ程度の降水量が予想される。福島県の東京電力福島第一原発のある福島県浜通り地方も21日朝から昼まで低気圧や前線の影響で雲が多く、予想される降水量は多いところで10~20ミリとなっている。

 放射性物質が大気中に拡散していると、雨と一緒に地上に落下する。ただ、関東地方の放射線量は、平常値の範囲かやや高い程度で、放射線医学総合研究所(放医研、千葉市)は「東京近郊では人体に影響するレベルでは全くない。(同原発に近い)茨城県北部では、念のために雨にぬれないように注意したほうがいい」と説明する。

 まずは天気予報に注意を払い、外出する際には傘か雨がっぱを手放さず、雨が降っても体がぬれないないように心がけることが望ましい。万が一、汚染された可能性がある雨にぬれてしまった場合でも、水で洗い流すことで「除染」できる。放医研によると、髪や全身をシャンプーや石けんで強くこすりすぎずに洗い流せば、かなりの除染が可能になるという。(産経ニュース)



これって異常事態だよね、放射能の除染って・・・・。

やんわり言ってるけど、かなりやばい話だよ。


除染の正しいやり方とか、もうテレビで解説付きで報じた方がいいんじゃない。

政府を信じて「大丈夫」なんて言って何もしない人もいるよきっと。


民主党議員なんか海外でバカンスをエンジョイしいるって話もチラホラ聞こえて来るし。


ちゃんと真実を報じて、最悪のことに備える準備と用意をさせるくらいのことは注意喚起した方がいいに決まってる。


白血病や癌で早死にしたり、何世代に亘って苦しむより何百倍もいいんだから。

最悪の事態を想定しないで、楽観視する報道は犯罪である。


後世の日本人は我々の世代を終生恨むことになるかも知れないのだ。

出来うる限りのことを政府にはして欲しいものだ。