二度と行かない美容室

あれはあつい夏の事だった。

髪が伸びて、モミアゲも京本政樹さんみたくなってたし、髪を切ろうってなってね。

いったことのない美容室できろうと思って、美容室を探したらあった。
オシャレな美容室でねー。

いりぐちに向かうと、若い女の子が店から出てきた。
そのこ、初対面なのにやけに俺を見るんだなー。

なにかを訴えるような顔で。


ちょっとドキドキしちゃったもんで、俺は思わず軽く会釈をして、店内へ。

すると、いらっしゃいませが聴こえないんだ。

あれー…？
妙ーに変だなー…








そして、カット。


この後が変なんだ。



カットしたあとも髪は流さないんだよ。

ずっとドライヤーで髪を飛ばしてるんだ。

やだなー…
こわいなー…
こんなこともあるのかなー…



と思ってた。

だっておかしいじゃない。







洗わないと頭皮に髪が残ってると素人は思うもの。










まぁ、案の定、凄い残ってて、帰ってから洗髪しました。



ちなみに帰りも、無言で帰されました。


思えば入り口で出会った女の子は、別に俺の顔が面白いから見てたんじゃなくて、この事を訴えたかったんだと思います。


そして、ワタシは決意したんだ。



あの美容室には二度と行かない！


ってね。


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