伊勢エビの丸焼きと、サザエの壺焼き〆て4700円という、高額な昼ご飯を食べて病院に戻り、しばらく待っていると診察に呼ばれました。
今日は画像検査がないので、白血球が爆下がりしてるとか、炎症反応が爆上がりしてるとか、そんなことでもなければ、主治医氏から悪い知らせはないだろう、と頭では思うけれども、やっぱり気が重い。はぁ
…。
それでも何とか平静を装って会話できました。
よしよし。それじゃついでに主治医氏の専門ではないけど、気になっていたことを質問してみよう。
私「(記録用紙に)足が攣るとか、ギックリ脇腹とか、背部痛とか書いてますけど、ひょっとして同じコトが違う場所で起きてるということは…?」
医「その可能性はありますね。チロシンキナーゼ阻害薬という種類の薬の副作用に筋痙攣があるので。」
私「先日、視神経脊髄炎の経過観察が年1回に減ったのですが、そっちの病気の影響ということは考えられますか?」
医「同じ場所ならあるかもしれないけど、違う場所で発生してるから、抗がん剤の方がアヤシイですね。そしたら今日は漢方薬を使ってみます?」
私「漢方ですか。」←特に薬はなくて、我慢するしかないと思っていた。
医「僕、漢方はこれしか処方したことないけど、他の患者さんでも、症状が出なくなったという人が何人かいましたよ。」
私「じゃ、ソレお願いします。」
…ということで、また薬が増えました。その名も芍薬甘草湯〜。テッテレ〜。
痛いのは長くて10分くらいなのだけど、攣ってる間は触るのも無理なくらい痛いので、出なくなればすごく嬉しい。
そして最後に…
私「今日、お昼に伊勢海老の丸焼きと、サザエの壺焼きを食べてきました。」
医「…何でそんな小声で言うんですか?」
小声になってたつもりはないけど、「高額な昼飯を食った」という罪悪感というか背徳感があったのかも?贅沢した話って、秘密を暴露するような感覚ありません?