またまた行ってきました、発酵酵素風呂。その前日にグッタリしながら←その日の昼過ぎまで下剤が効き過ぎて腹が痛かった。鍼灸治療に行って、イケメン鍼灸師さんに「けっこう体力いるけど、大丈夫ですか?」と心配されていたのですが、便秘は解消したし、いったん回復路線に入ると、そこからはけっこう早いので、全然大丈夫でした。
ジャーン。今からここに埋まります。
…米ぬかが発酵して発熱してるので暑い。一緒に行った先輩は、最初に埋められた状態のまま頑張ったそうですが、私は途中で暑くなってきたので、手だけ出してました←ズル。せっかく温活してるのに、効果が落ちるかな?
お顔にパックを貼り付けて目元に冷たいタオルを置いて、身動きできない状態なので、前回のように心の中で自分の臓器に話しかけてました。余談ですが、この時間のつぶし方は、ホットヨガの先生がレッスン終わりによく「今日も一日頑張ってくれたご自身の体に感謝しましょう」と仰ってるのをアレンジしてみました。実際、腹立たしいがん細胞と同居して、薬の副作用にも耐えて頑張ってくれてるもんね。労わってあげなきゃ。
そういえば、有名な詩人にも、自分の内臓に話しかける詩がありました。それは、最近お亡くなりになった、PEANUTS(スヌーピーの漫画)を翻訳した谷川俊太郎さん。
私は詩心がないので、詩集は読んだことなかったのですが、以前、ぷらっと入った台湾の誠品生活の書籍コーナーで、谷川さんの『私』という詩集の中国語訳が目に止まって、購入していたんですね〜。←中国語の勉強のため。
その中に入ってる「さようなら」という詩。
さようなら
私の肝臓さんよ さようならだ
腎臓さん膵臓さんともお別れだ
私はこれから死ぬところだが
かたわらに誰もいないから
君らに挨拶する
長きにわたって私のために働いてくれたが
これでもう君らは自由だ
どこへなりと立ち去るがいい
君らと別れて私もすっかり身軽になる
魂だけのすっぴんだ
心臓さんよ どきどきはらはら迷惑かけたな
脳髄さんよ よしないことを考えさせた
目耳口にもちんちんさんにも苦労をかけた
みんなみんな悪く思うな
君らあっての私だったのだから
とは言うものの君ら抜きの未来は明るい
もう私は私に未練がないから
迷わずに私を忘れて
泥に溶けよう空に消えよう
言葉なきものたちの仲間になろう
肝臓や腎臓や膵臓に話しかけてます。私はここまで達観してないので、「さようなら」とは言わずに「ありがとう。もうしばらく頑張ってくれ」と念じてましたが。
原作より先に読んだ中国語訳も載せておきます。
再见
我的肝脏啊 再见了
与肾脏和胰脏也要告别
我现在就要死去
没人在身边
只好跟你们告别
你们为我劳累了一生
以后你们就自由了
要去哪儿都可以
与你们分别我也变得轻松
只有素面的灵魂
心脏啊,有时让你怦怦惊跳真的很抱歉
脑髓啊,让你思考了那么多无聊的东西
眼睛耳朵嘴小鸡鸡你们也受累了
我对你们觉得抱歉
因为有了你们才有了我
尽管如此没有你们的未来还是光明的
我对我已不再留恋
毫不犹豫地忘掉自己
像融入泥土一样消失在天空吧
和无语言者们成为伙伴吧