正確には「茶事のお稽古に行ってきました」。
カルパクの日程をずらしてもらい、さらに足の痺れと痛みをどうにかするために、タリージェを処方してもらって、万全の体制で臨みました。
さすがに和服を着るのはキビシかったのでお洋服だったし、痺れと痛みは薬で軽減されたけど、ゼロになるわけじゃないので、正座はツラくて、時々足を崩させてもらいました。
お茶事に参加してみて、普段、主にお稽古してる薄茶と濃茶が、ほんの一部分だということを実感しました。午前11時に始まって、終わったのがだいたい午後3時過ぎ。約4時間のあいだ、ずーっと飲み食いしてんの。
⚫︎茶懐石
・向付け(ご飯、麩の味噌汁、真鯛の刺身)
・酒
・煮物椀(長芋、さやえんどう、鶏団子)
・焼き物(多分、鰆の西京焼き)
・箸洗い(昆布出汁のお吸い物)
・八寸(若鮎と獅子唐辛子の焼いたやつ)
・香の物(しば漬けと沢庵?)
・主菓子(虎屋の名取草)
亭主はこの立派なお食事を「粗飯を差し上げます。」と言って運んでくる。ご謙遜なのは分かっておりまするが、全然、粗飯ではござらぬ。腹いっぱいでござる。←腹いっぱい過ぎて、脳がバグってる。
しかも、合間にお酒のおかわりが、新しい燗鍋に入って出てくる。断りゃいいんだけど、勧められたら…ねぇ。私はお酒は弱いけど、嫌いではないので💕。時代劇で武士が飲んでるような、平たくて浅い盃にちょろっとなので、頂きますとも。
最後の主菓子を食べ終わったら、いったん外に出て、室内の準備が整ったら、メインのお茶。懐石は立派なお食事だけど、主役ではないんですと。
⚫︎濃茶
コロナ禍で、濃茶の回し飲みはずっとやってなかったのですが、久々に解禁。3人で一碗なので、お茶の粉がどんどん茶碗の中へ吸い込まれていく。久しぶりに見るなぁ、この光景。
亭主が自ら練った濃茶が回ってきます。料理は大量に作ると美味しいといいますが、お茶も複数人分まとめて練った方が美味しくなるのかな?亭主の好みなのか、かなり濃度の高いドロっとした ←言い方 お茶でした。美味し。
⚫︎薄茶
この頃には、本格的に満腹になってますが、さらに干菓子が出て、薄茶を頂いてようやく飲食終了。干菓子は和三盆と麩焼きせんべいで、軽いものだけど、ダメ押し感が…。
こんなに飲み食いしたのに、あんまり歩いてない‼️
ヤバい〜。