3月28日(木)、お茶のお稽古日です。勤務時間の都合で10分ほど遅れて到着したら、すでにお稽古が始まっていました。

 

…おや?お床の様子がいつもと違うぞ。

 

天目台に黒釉のお茶碗、お花は白い椿 ←加茂本阿弥という品種だそうです。のつぼみと雪柳。天目台って確か神仏に献茶するとき使うんじゃなかったっけ?誰かの忌日なのかな?


お点前さんが交代するタイミングで、隣に座っていたメンバーにコソコソっときいてみたら、「今日は利休忌の献茶だよ」ですって。利休忌か。「誰か」どころじゃなくて、そもそものお人ではないですか。スミマセン。「祖佛共殺」という物騒な掛け軸は利休の辞世の句とのこと。

 

天目台を使ったお稽古をほとんどしたことがないので、好奇心を刺激される謎がいくつか。質問魔になるワタシ。

・茶碗が黒で花が白なのは弔事だから?

 →お花の色に決まりはないそうです。白っぽい花を活けることが多いのは、昔の茶室の中は薄暗かったので、花がよく見えるように白系が好まれたからではとのこと。表千家の利休忌は、むしろ菜の花を飾ることが多いそうです。利休さんが好きだったらしい。
 

・お湯にお茶を入れるだけで点てないのはなぜ?

 →お茶を点てると、茶杓とか茶筅とか茶巾などが必要になるけど、神仏に献じるお茶なので、人が手で触ったり、汚れる道具(茶筅も茶巾も消耗品)をなるべく使わない方が清浄だから。
 

なるほど~。知らないこといっぱいあるな。

 

茶菓子は満月のような黄色のおぼろ饅頭。薯蕷饅頭の薄皮をむいてあるので、クレーターみたいに見えて満月感が増す…と思うのは私だけか?

 

それにしても。お稽古ツラかったよ(泣)。カルパク後9日目、さすがにフニャっと力が抜けて転びそうになることはなくなったけれど、足裏は相変わらず針の筵が貼り付いてるような感覚なので、正座がいつにも増してキツいチーン。座るのも立ち上がるのもビリビリ⚡️。

 

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