昨日はお茶のお稽古の日。前回は茶通箱のお稽古をつけていただくのに、1時間正座しっぱなしで、その後しばらく膝の調子がイマイチだったのですが、今回はサクッと基本の薄茶のおさらい…かと思ったら、
先生「筒茶碗で絞り茶巾やりましょうか。」
…いきなり2つもイレギュラーなのが混じったな?
「筒茶碗」は冬用の茶碗だから今の時期にピッタリだけど、お茶の保温のために径が短くて深い茶碗を使うので、やりにくいのよね。「絞り茶巾」というのは、普段は水屋(裏方)で予め絞って畳んでおく茶巾を、お点前の席でもう一度絞って畳み直すのですが、その間、お茶碗にお湯と茶筅を入れて、茶巾を畳み直している間に温めるという、冬のお点前です。
ということはぼんやり分かったけれども。茶碗と茶巾の扱いが、普段とこれまた間違い探しのように微妙に違うのであった。完全に忘れてましたね(泣)。しかも、ふだん水屋で茶巾を畳むとき、いい加減にやっているのがバレる~。
…バレた。そして今日も浮腫み気味の足に正座という負荷をかけたので、帰り道はヨボヨボなのだった。
この日のお軸は「紅爐一点雪」でした。
お花は水仙と、ピンクの花は紅梅かと思ったら、桃だそうです。桃かぁ。
節分が過ぎたばっかりなのに、もうひな祭りか。そういえばショッピングモールなんかも、ハロウィンが終わったらクリスマス、クリスマスが終わったらお正月、正月過ぎたら節分(主に恵方巻)、節分過ぎたらバレンタイン、バレンタイン過ぎたらひな祭り…と、行事にかこつけて次から次へプッシュしてますね。何かベルトコンベアーに乗せられてる気がして、あんまり好きくないわ。