テニスのダメージから完全には回復してなかったけど、土曜日は府内八十八ヶ所巡り。筋肉痛は大して出なかったけれども、手足症候群のダメージがちょっと。いつもは左足の肉球のあたりにしか出ないのに、
今回は右足にもキテるし、靴にあたるところがあっちもこっちもヒリヒリ痛い
。歩きたくない〜。んでもまぁ休薬期間中に回復することも分かってるので…寺友にも「あんまり歩かなくていい所」という条件でコースを組んでもらった。

今回、秀逸だったお寺は、深川の法乗院さんの閻魔堂。閻魔堂があるお寺ってそんなに多くないけど、ここには原色の派手派手閻魔様が。
帽子に「王」って書いてあるのを見ると、おデコに「肉」って書いてあるあの人を思い出すな…。HPの説明によると、日本一大きな閻魔像らしいです。確かにデカかった。でも我々が注目したのはそこじゃなかったんだな〜。
それは賽銭箱!
何と、願い事別にお賽銭投入口が19個もある!真ん中の一番目立つのは閻魔様の得意分野(?)の「うそ封じ 虚言降伏」。他にも「いじめ除け」「浮気封じ」「商売繁盛」「ぼけ封じ」などなど、手広く手掛けていらっしゃる。私がお賽銭を投入したのはもちろんココ↓。
端っこにあるから、あんまりお得意分野ではないのかもしれないけど。このお賽銭システムにも驚きましたが、さらに度肝を抜かれたのは…
閻魔、喋りま〜す!
この閻魔様、お賽銭を投入すると、説教を垂れ始めるのだ!(音声をお届けできないのが残念です。)
「人間として生まれることは尊いものです。御仏の心を生まれながらに頂いているのも事実です。この至玉にも似た尊いものは、心の中奥深くにしまわれて、なかなか表にあらわれません。これは良いと知りながらもそれを実行できない、悪いと知りながらそれに流され直そうとしないから、だからこそ表にあらわれにくいのです。」
…はあ。左様ですか。
いえ、反論する気なぞ毛頭ございませんけれども、願い事の筋とはイマイチ噛み合ってないような気がしないでもないのでございますが、いかがでございましょうか? ←閻魔様が相手なので下手に出る。
私の前にお賽銭を投入した人と、違うオコトバを宣っていたようだけど、投入した穴によってオコトバが変わるのか、穴は関係なく何種類かあるのが順番に再生されるのか…どういう仕組みなのか気になるなぁ。確かめるためにまた行ってしまうかもしれない…。
この日は他に近くの深川八幡の護摩供養に行って、もう1つ別のお寺に行って、銭湯に寄って帰って来ました。そして歩いた歩数は…