一昨日、昨日とフェーン現象で鬼暑い中を歩き回っていましたが、今朝起きてみたら不穏な空に…。交通にも台風の影響が出始めました。大阪、名古屋方面行きの特急の運休情報が次々と入ってくる。
私は台風から逃げるように北陸新幹線で東に向かうので、大丈夫そうだけど、同行の友人は名古屋方面の電車に乗らなきゃならないのに、しらさぎもサンダーバードも午後から軒並み運休。致し方なく午前中の便で帰ることになりました。あと一日一緒にいられると思ったのに…残念
。しょぼ〜ん
。一人旅、つまんない。
グチっても仕方ないので、気持ちを切り替えて、チェックアウトしてフロントに荷物を預けて、ホテル近くの尾山神社に行ってきました。前田利家をはじめ、加賀藩の歴代藩主が祀られている神社。
昨日行った忍者寺の門はお寺らしからぬ門だったけど、尾山神社の門は神社らしからぬ門でした。そもそも神社に門があるのが珍しくて、門の代わりに鳥居⛩があるだけだと思うのですが、ここはこんな感じで、鳥居の奥に洋風の門が。国の重要文化財だそうです。
空に灰色の雲がとぐろを巻いて、生ぬるい湿った風が吹いてる、不穏な空模様。門の中は普通の神社でした。絵馬やおみくじもあったので、やってきた。
おみくじ
小吉かよ!アカンやん。でもアドバイスは間違ってはないな。小さな成功体験って大事だもんね。
絵馬の祈願はいつものアレです。
絵馬には書き切れないから省略してるけど、拝殿ではもっと長いこと願い事を唱えてるんだよね〜。
「がん撲滅のレジメンをG先生に教えて下さい。そして先生が医師主導治験をやって、それでオプジーボも目じゃないくらい、すごくいい成績が出て、先生はノーベル賞をもらって、患者は病気から解放されて、国の医療費も削減されるので、浮いた分を別の病気の研究や、治療薬の開発に使えるようにしてください。八方丸く収まります。全人類、全生物の悲願なのでお願いします。」
お寺ではこれに般若心経がつくので、神頼みの時間が長い。絵馬は神様が見やすいところに吊るしてきた。
この神社の道路を挟んですぐ隣が金沢城で、木造の橋を渡ってお城に行けます。
門をくぐった先は、玉泉院庭園で、2代藩主の正室(玉泉院)の屋敷跡に、3代藩主の前田利常が作庭した庭園、だそーです。何の因果かウチのすぐそばにある葬儀社のホールと同じ名前…。
めっちゃ広い。さすが金持ちの庭は違うわ。で、歩き疲れたので、庭園の中にある休憩所で、お茶を飲んで帰ってきました。
庭園の階段にはシオカラトンボがいた。
北陸新幹線は通常通り運行してましたが、急遽予定変更した人や、運休になった路線から流れてきたであろう人でごった返してた。新幹線といえば東海道新幹線みたいに10分おきくらいでバンバン来るイメージでいたけど、本数が全然少ない!自由席は早々に満席になり、次の便は1時間後。(ちなみに東海道はのぞみ、ひかり、こだまで1時間に8本くらい。)さすがに1時間待つのは嫌なので乗るか
。指定席への変更もできなかったけど、車掌さんが、指定料金を払えば、駅ごとにもし席が空いてれば座って行ってもよい、と案内してくれたので、料金を払って乗ってたら、満席で立ってたのは結局長野〜高崎の1区間だけでした。
おみくじは小吉だったけど、運気は悪くないのかも?