ここ数日、朝起きて最初に頭に浮かぶのは、
「あぁ、今日も目が覚めちゃった…」
です。治らない病気を持ってる人なら、「今日も生きててよかった」と思うんだろうな。私もそうだったし。でも、メンタルがやられてる時は別。睡眠は辛い現実から逃れることができる、貴重な時間だから、朝が来てその時間が中断するのはガッカリ。
日中に仕事をしたり、人と話すのが好きなタイプな私ですらこう感じるくらいだから、「仕事行かなきゃいけない」「人と喋らなきゃいけない」「出かけなきゃいけない」「家事やらなきゃいけない」etc.がストレスな人は、毎朝こんなんなのだろうな。これは結構キツイ。
そして、朝起きると下腹のあたりに冷たい塊が詰まってる感じがします。この感覚は過去に経過したととがあるぞ…。今から10年以上前。仕事がそこそこ忙しく、それだけだったらまだしも、中国の同業のとある団体と業務交流会というのをやっていて、通訳を任されることになったのです。日常会話くらいだったら大丈夫だけど、聞いたことない専門用語やIT用語がバンバン出てくる原稿を読み、台本のない質疑応答もやらなきゃいけない…。帰国子女でもなく、留学経験もなく、通訳の専門的な勉強をしたわけでもない。しかも自分以外は片や中国語がわからないし、片や日本語が分からない。←図太くなった今なら「英語で直接お話してください」と言えますが、そのころは若かったので…。 おまけにスピーカーは身内側も相手側も、ナントカ部長みたいに、そこそこ偉い人ばっか。下っ端の私には、とにかくどエラいプレッシャーでした。
その頃も朝が来ると気分がどんよりして、仕事に行くのが苦痛で冷や汗。そしてやっぱり「下腹のあたりに冷たい塊が詰まってる感じ」がしていました。相当やられている気がする…。仕方ないから去年の夏に処方されて、ほとんど飲まずに置いてあった、精神安定剤の頓服を、毎朝飲む薬のラインナップに加えました。そのまま乗り切れる日もあるけど、夕方に追加で飲む日もあります。
精神的に弱ってると、普通に生活するのにエネルギーをたくさん使うからか、逃避行動なのか分かりませんが、このところ、こたつで寝ちゃうことが多いです。