難病認定手続の続きです。

 

この日、私はメンタルをやられてました。そこにソーシャルワーカーさんに親切に対応してもらって、こらえてた堤防が決壊涙が止まらないショボーン

 

ワーカーさんが「大丈夫ですか?(問題は)手続のことだけじゃないですよね?」と声をかけてくれたので、かいつまんで主疾患の状況が思わしくないこと、主治医から悪いお知らせを聞いたことなどを話しました。若い女性の方だったけど、話しやすい状況を作ってくれるあたり、さすが慣れてるんだなって感じでした。

 

そして手続上の相談と説明が終わった後で、「もしよかったら、なんですけど」と言って、この病院にはがん看護専門の看護師がいて、相談にのってもらえるから、お話してみませんか?と勧めてくれました。自分でも今の状況はちょっとヤバい、と思っていたので、お願いしました。

 

ワーカーさんは「少し待ってて下さいね」と席を外し、しばらくしてから看護師さんと一緒に戻ってきてくれました。

 

それからかれこれ1時間くらい?今度は看護師さんが治療のこと、薬のこと、気持ちの問題etc.まとまりのない私の話を聞いて、励まして、アドバイスをくれました。コロナ対策で透明のボードを挟んでの会話だったけど、時々隙間からギュッと手を握ったり、肩をポンポンしてくれたり。大きい総合病院だから、こういう患者さんはたくさんいて、経験も豊富なんだろうけど、ありがたかったです。人の体温の温かみって、心が落ち着きますね。休職中はワンコがそれをやってくれてたので、←本人(犬)は単に寒いから寄ってきただけ? 私にとっては犬は特別な動物なのです。老犬と病人、種を超えて通じ合っていたのかも…。

 

今年でサバイバー歴6年目。休職して社会から切り離されて籠の中の鳥のような気持ちになったり、薬の副作用で高熱を出したり、毎回やってくるブーやピーとも折り合いをつけて生活を維持してきて、最初の頃に比べたらちょっとは成長したかなと思ったり、最近よく耳にする自己肯定感←休職中は0でした。も持てたかな、と思ったりしていたけど、そんなものは、主治医の一言で吹っ飛ぶ、薄っぺらいものだったと思い知らされ…。

 

闘病してる方…リアルな知り合い、ブログでコメントを交わしただけの方、それすらない全然違う病気の方、亡くなられた方もいらっしゃいますが…のブログを読んで、「みんな一生懸命に生きて、病気と闘って、残念だけど亡くなる方もいる。お釈迦さんも生老病死と言ってるし、それが人間(生物)なんだ」なんてふうに、自分が死ぬ心の準備をしてるつもりだったけど、それも全然できてなかった。

 

 

そんなこんなで自分に失望。

 

…一周まわって元に戻っただけじゃん。

 

…今まで調子よかったのはたまたま体調がよかったからなだけ。

 

…まだ死にたくないけど、いろいろ振り回されるのも疲れるな。。。

 

 

看護師さんに「食欲がなくなる、仕事に集中できなくなる、眠れなくなるといった症状が出たら、精神科へ相談して下さい」と言われたけど、私にとっては運のいいことに、今の仕事は自分に合ってて、始業とともに仕事スイッチが入って、そのことで頭いっぱいになる。休憩時間には同僚とおしゃべりもできる。病気を知ってる同僚は適度に←ここ大事。気遣ってくれる。


催眠に関しては、辛いことから逃れられる逃避場所になってるから、むしろさっさと寝てしまいたい。食欲は若干落ちたけど、美味しいものなら食べられる。←だから自炊はしない。自分の作ったものは美味しくないし、後片付けが増えるから。

 

それに関しては運がよかったかもしれない。今日も安定剤を飲んで、お仕事行ってきます。

 

 

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