昨日、病院に行ったついでに気になってたことを質問してみました。

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「喉まわりのこの辺りが、つかえる感じがするんですけど、まさかコロナだったりしませんか?」
診察室には看護師さんもいて、一瞬ザワッとしたけど、先生はさらに2つ3つ問診し、CTの画像を確認してからこう言った。
「CTにはそんな症状が出る所見はないし、違いますね。」
あら?意外にアッサリ?大きな病院の外来なんて高リスクの場所だろうし、同じ病院の入院病棟で感染者が出た実績もあるので、もっと慎重なのかと思った。CTで感染してるかどうか分かるのかな?血液検査もしてるから、そこから?でもアンプルはいつもと同じ2本だったけどなぁ?念押しで
「検査しに行かなくて大丈夫ですか?」
と聞いてみたけど、「大丈夫、必要ないです。」というお返事。まぁ呼吸器内科の、この先生がいいと言うならいいんでしょう。そしてコロナの検査はいいけど、ストレスでこういう症状が出ることがあるから、精神科に寄って相談してくるようにとご指示が。
立ち寄った精神科で事情を説明すると、
「そういう症状によく効く漢方薬があるから、試してみましょうか。」
そして至極もっともな捕捉説明↓。
「精神科の診断は、まず身体的な原因をツブしてからなんですよ。CTで所見なしとのことなので、そこはOKですね。漢方を試して症状が良くなったら、やっぱり身体的な原因ではない、ということになると思います。」
そうなのだ。4年前、私はまさにこのプロセスをすっ飛ばされて、大失敗をしている…。初発の何ヶ月か前から「喉がつかえる感じ」という、今回と似た症状が出ていて、当時仕事が立て込んで忙しかったことや、もの忘れの症状もあったので、精神科を受診してしまったのです。総合病院だったけどね。
そこでは上記の「身体的な原因をツブす」というプロセスなく精神科での治療が始まり、後に視覚障害から神経内科での画像診断で脳の炎症と縦隔腫瘍が発覚するという経過を辿ってます。
せめて最初に精神科ではなく内科にかかっていたら。
自分の療養生活は、おおむね合格点だと思っていますが、これだけは今でも痛恨の失敗だったと感じています。がんはどうにもならなかったとしても、それが引き起こした可能性の高い視神経脊髄炎は防げたんじゃないかと…。そして視神経脊髄炎の既往のせいで、免疫療法は軒並み使えないし、治験も受けられないという、現在の選択肢を狭める結果になっています。
精神科にかかるのは、身体の病気の可能性を否定してから。
鉄則です。標題のコロナの話からだいぶ離れてしまいました🙇♀️。

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