新しい病院に2度目の通院。この日は

 

 放射線科→呼吸器内科

 

の順番です。放射線科では当面の問題である脳転移をどう治療するか説明していただきました。

 

・放射線治療としてガンマナイフやサイバーナイフを使う。使用する放射線や固定方法に違いはあるが、治療成績に優劣はない。ちなみにこの病院ではサイバーナイフ(X線を照射)です。

・最新の画像が1月のものなので、現状を確認するために再度MRI撮影を行う。必要があればCTも撮って、それらの情報を総合して具体的なプランを立てる。

・通院治療でできるので、入院の必要はない。

 

などなど分かりやすく説明していただいたうえに、MRIが混んでて普通に予約すると何と7月10日まで空きがないびっくりところ、先生が検査室に掛け合って、できるだけ早い日に滑り込ませてくれました。ありがとうございますお願い

 

…問題はその後。トラウマになってしまったのか、呼吸器内科に行かなきゃいけない、と思っただけで動悸がするチーン。心配した看護師さんに「気分悪いですか?」と声をかけられてしまったえーん。慌てて安定剤を飲んだけど、効いてくるまでに30分ほどかかるので、待っている間も焦ってしまい呼吸が浅く、速くなっていました。付添の方に「焦っちゃだめ、深呼吸して!」と言われたけど、上手くできない。そうこうしているうちに呼ばれてしまった…。

 

もう先生とは目を合わせられません。前回の話でおかしいと思ったことに関する情報を、病院のサイトからプリントアウトして持って行き、「前回のご説明と違うようですが、どういうことなのでしょうか?」と聞くのが精いっぱい。先生は「それは誤解です」と話を始めたけど、言っていることが分からなかった…。衝撃的なことを言われて思考停止した、とかではなく、理屈が理解できませんでした。有体に言えば、言い訳にしか聞こえなかった。

 

診察後、待合でひと息ついていたら、同席していた看護師さんが診察室の様子が不穏なことを察して、声をかけてくださいました。

 

「何か分からなかったことや、先生に聞きたいことはありますか?」

 

話すキッカケを与えてもらったので、話し始めたら…もうブレーキが利かなかったよショボーン。「皆まで言うまい」と思って病院に行ったけど、皆まで言わずにいられなくなりましたえーん

 

自分でも「よくこれだけ出てくるもんだ」と思うくらい思ってたこと全部、看護師さんにぶつけてしまった。隣で聞いていた付添の方が、後から「気持ちは分かるけど、そこまで言わなくても…とは思った」と言ったくらい…。

 

多分、先生と私とでは思考回路のパターンがそもそも違うのでしょう。どっちがいいとか悪いとかじゃなくて、違うタイプの人。だから今回先生が言うところの「誤解」が解けたとしても、今後ことあるごとにすれ違いが発生するように思えました。でも元気な時ならともかく、今の私にはそのすれ違いをじっくり埋めていく気力も時間もありません。そんなことにギリギリいっぱいでやり繰りしている活力を割きたくない。

 

…というわけで、看護師さんにお願いして、主治医を変更してもらいました。連絡調整してくださった看護師さん、本当にありがとうございました。看護師さんってすごい。診察に同席していて「これは介入しないとマズイ」と思ったのだそうです。人の話を聞く技術も持ってるし、激昂している患者を落ち着かせる技術も持ってる。看護師さんがいないと病院は回らないな~と思いました。

 

ところで、言いたいことを吐き出してその時はすっきりしても、放った言葉の熱量は自分にも跳ね返ってくるものです。HPが低下して本日メンタル絶不調ですショボーン。電車の中でまた動悸がしてきて、職場に着くと出勤簿にハンコ押すなり医務室に駆け込むという…。

 

 

 

 

 

もーヤダ。