東京。就職してから10年以上住んだ街。なのに、治療のため離れて1年半で、すっかり疎遠になってしまった。まるで「もう入れませんよ」と結界が張られてるよう。
東京がじゃなくて、自分の心が作った結界なんだけど、どうしても踏み入る勇気が出ない。
そんなときにマギーズ東京にいく付き添いのに、二つ返事で引き受けてくれた方がいました。元上司です。
「あの人が待っててくれる。迎えに来てくれる」
そう思って勇気を出して新幹線に乗りました。心臓バクバクだった。落ち着かなくてそわそわ。でも座っていれば自動的に東京に着く。
やっとの思いで東京に着いたら、付き添いの人と合流したら、やっと安心できました。それからマギーズ東京に行って、看護師さんを含め3人で四方山話。
自宅療養で何もすることがないときどうするか?
患者どうしで仲良くなったりするのか?
セカンドオピニオンを考えてる。etc.
穏やかな雰囲気で話せました。
やっぱり勇気と元気をくれるのは人との繋がりなんだな…。同行してくれた元上司に感謝です。