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これから何を書いていくのか自分でもわかりません(笑)

僕は9歳の時に父親を亡くしていまして、その経験はなんかしら僕の人格形成に影響してるんですね。

長い闘病といったものではなく突然死だったので、命のあっけなさというか、儚さというか、その歳で身をもって実感してしまいました。
きっと普通はペットなどで最初に実感するんですよね。僕は最初が人間でした。

父親が亡くなってしばらくは、母親や姉がこたつでうたた寝なんてしていたら、用があるふりして、よく揺り起こしたもんでした。

命は永遠どころか、明日、一時間後、いやあと数回の呼吸で無くなるかもしれないんだって刷り込まれてしまったので、それからというもの今まで「死」を意識せず過ごしたことは一度もありません。
本当に常に意識しています。

だからと言って、常に恐怖してるわけではないです。「死、死、死・・・・」と頭のなかで唱え続けているわけでもありません。
覚悟の問題です。
いつ死ぬかもしれない、その事実は常に受け入れておこう、というようにです。

普通なら、ここで「いつ死んでもいいよう毎日を悔いなく」なんて崇高な考えに至るんでしょうけど、悲しいかなそういうわけでもないんですよね。
どちらかというと「諦め」よく生きようって感じでした。「仕方ない」と言いますか。

父親は、後5日で40歳という39歳と360日で亡くなりました。
数年前に僕は父親の年齢を超えたんですが、感慨深かったのは40歳を迎えた誕生日ではなく、その5日前と4日前でした。
本当に父親の生きた日数に並び、超えた2日間でした。

今の僕は、未完成で未成熟で、なんもわかってない人間です。
父親もそうだったんでしょうか。

人の死は突然です。
生きているということは、偶然の連続です。
生を全うしろなんてこと言えるほど僕は大人ではないので、明日死んでもいいようにエロ本とエロDVDとエロサイトのキャッシュだけは、処理法方を考えとくように、ということを世のお父さん達に伝えたいたと思います。
「いろいろな出会いがあるけれど。
そんな中でも、とびっきりの出会いを今日経験をした。
我が家に、新しい仲間が一人増えたのだー。
はじめまして。よく来てくれたよん。ありがとう、ほんと。

ちっちゃいアイツは、ベッドの上で一生懸命生きてた。
奥さんのお腹を内側からドゴンドゴン蹴っていたアイツは、どんなにヤンチャな姫なのかって思ったてたら、やっぱヤンチャそうな顔して出てきたよ。
でも、かわいいんじゃないの?
たぶん、おそらく。親の贔屓目もちょぃありで。
「どっちに似てるーっ??」って聞かれても、正直わかりません。
どっちにも似てないような、でも部分部分は似てるような。
奥さんいわく、鼻はオレだそう。でも、オレがみたところ、そう?ってな感じ。
あっ、間違いなくオレのDNAを引き継いでいるところがあった。
頭のサイズ。デカい・・。ごめんよぉ、娘。
せめて身長もオレ似であってくれることを切に願っているよ。

直後すぎて、まだ実感が沸いてこないなぁ。
これからだろーな、ウルウルし出すのは。
ちっちゃいアイツの成長とともに、激愛していくのは間違いないだろう。

感極まると言ったら、どっちかってと分娩室に向かう前の奥さんに対してだったかな。
とても長い間陣痛(25時間)に耐えていて、睡眠もたぶん、まる3日ほどゼロに近く。
そんな姿を見ていて、感極まった。
新しい生命が生まれるときに、♂と♀が必要で。
そんで、痛みを片方だけに与える本当の意味は、♀には赤ちゃんに対する愛を、♂には♀に対する愛を、実感させるためかもな。

なーんてね。神さん、なかなかいい演出だね。」
トイレのもうひとつの使い道。

それは出会いの場。

昔は同性愛のお兄さん達が出逢い戯れるトイレがいたるところにあった。

僕が当時勤めていた会社の最寄り駅のトイレがまさにソレだった(今は閉鎖された)。

通称「発展場」と言う。

朝起きて、慌ただしく出勤の準備をし、家を飛び出るとちょうどその駅辺りで僕は大きい方をしたくなる。そういうカラダになってしまっていたのだ。

その日もルーティンのようにモヨオシタ僕は、電車を降りるとそのトイレに向かった。

実はそのトイレを使うのはもうひとつ理由があった。

まさに、発展場チックな雰囲気をムンムン醸し出していたので、まともな人間はそのトイレを使うことをためらい、いつもすいていたのだ。

発展場を見分ける方法。

ひとつ
落書きだらけ、主にお誘いの内容。

ふたつ
トイレ前に意味もなく男性がウロウロ。品定めしている。

みっつ
壁に穴。覗き穴の場合と差し込み穴の場合あり。差し込み穴の場合はノンケには危険。


最寄り駅のトイレは、覗き穴バージョンだった。

いつものように用を足していると、誰もいなかったお隣の個室に誰かがチェックイン。

穴の向こうでチラチラと人の動く気配を感じる。

一見(いちげん)男子は、このあたりで異様な穴の奥の雰囲気に恐れをなすのだが、常連の僕は動じない男の中の男だった。

しばらくすると、カリカリ何かを削る音がした後、シュルシュル何かを畳む音が続いた。

皆さんはこれが何を意味するか、わかるだろうか?

一見(いちげん)男子は、このあたりでトイレの個室ではおおよそしないはずの不可解な音に恐れをなすのだが、常連の僕は動じない男の中の男だった。

と言うか、何が行われているか予想がついていたのだ。

音がやむと、アレが穴からスススとやってきた。

そう、コヨリになったラブレターである。

初めてではなかった。なんせ男の中の男だから。でもソレを手にしたことはなかった。なぜなら男の中の男は女が好きだから、お気持ちに応えることはできないからだ。

しかしだ。

その日の僕は、なぜかラブレターの中身が気になった。
彼は僕にどんな愛を囁くのか。
どんなふうに僕を誘い、夢の国に連れて行ってくれるのか。

なんての嘘だ。

ただなんとなく、何も考えず、つい穴から抜き取ってしまった。そして抜き取ったら、やっぱ広げてしまうのが人と言うものだ。


「こっちおいで」


なんて簡潔で強引な一言なんだろう。

現実感無くそんなことを考えていたら、隣の個室の扉が開く音がした。

ぎぃぃぃ

そして、僕の個室の前で人の気配が止まった。

こんこん

ノックだ。

こんこんこん

回数増えた。

ごんごんごん

力が増した。

しーん

ノックが止むと、静寂が辺りを包んだ。

が、数秒後、僕は見ることになる。
扉の上部からニュルッと現れたアメリカンドッグのような指が4本。

ドガァドガァドガァ

もう、かわいいノックではなかった。

それはカラダ全体を使って、ウォール・シーナを揺さぶる巨人の指だった。

やばーい

彼のやりたいやりたいやりたい気持ちに、男の中の男は縮み上がった。

女の中の女の恐怖を、リアリティをもって感じてしまったのだ。

きゃあ、誰か、誰か来てちょうだい。

ほんとに貞操の危機に直面していた。
扉を開けようもんなら、なだれ込んでくる巨人の巨人に、なすすべもなく蹂躙されてしまう!

まじで祈った。

すると。

静かになり。

人の気配が隣の個室まで移動し。

ぎぃぃぃ、ばたん

隣の扉は再び開閉動作に移ったのだった。

そして神様の鼻歌がトイレの入り口付近から聞こえた。

♪あまぎ~ごぉ~え~♪

神様はどうやら石川さゆりがお好みだったらしい。

僕は神様が下界に降臨していらっしゃる隙に、一気にパンツを履き、ズボンを上げ、そこから逃げ出したのだった。

男の中の男は女の中の女の恐怖を身をもって体験し、男の中の男から卒業したのだった。

以上、調子にのるなという話でした。

そういや思い出せば、拭いてなかったな。
ずっと昔。

あるきっかけでホテヘルの仕事をしている女性と知り合いになった。

元々は介護士で、おじいちゃん、おばあちゃんのお宅へ伺う訪問介護をしていたらしいけど、いろいろな事情が重なり辞めて転職したらしかった。

あっけらかんと思ったことをなんでも話しちゃうその女性は、いいことも悪いこともなんでも笑い飛ばしながら話てくれた。




どういうお客さんがいるの?


いろいろ。若い子からおじいちゃんまで。


気をつかう仕事よなぁ。


まあね、でも楽しいよ。むいてるみたい。
いやなこともあるけど、どの仕事もあるでしょ?


おじいちゃんっていくつくらい?


80とか(笑)


えっ!!できんの?


はは。無理。だから、弁当持参で話だけしに来る。


へー、寂しいのか。


そうみたい。奥さん亡くなっちゃたし。


楽だな。それ。


うん、楽だし。おじーちゃんと話、けっこう楽しいよ。


けっこう来るの?


きっちり月一回来てた。でも、・・・三ヶ月前くらいから止まったんだよね。


それって。なんか、だね。


うん。そーいうの気にしてたらきりがないけどね。でも、いろいろ考える。息子さんと住むことになったのか、とか。お金が無くなたったのか、とか。他にも。


だよね。


お客さんとして来なくていいから、顔出して欲しい。町でばったり会うのでもいい。私人気無いのに、ずっと指名してくれたし、話するだけで楽しいって言ってくれたし。
ありがとうくらいは、最後に言いたい。


切ない仕事やなぁ。


まぁ、特殊な仕事だから、普通ではできてもできないこともあるよ。そーいう仕事。





風俗って、人によって様々な意味があるんだろうけど。
そのおじいちゃんにとっては、その女性の前職と、なんの変わりもなかったんだなぁ、なんて思った。



中学生のころ。

僕はこれといって目立つわけではないが、いるかいないかわからないというほど地味でもないという平々凡々な少年であった。

正義感が強いかと言えば、それなりに長いもの巻かれていたけど、かと言って例えばイジメなどあっても加害者にはならなかったし、いじめられてる奴とも普通に話していた。

ようはちゅうとはんぱだったのだ。

Mさんという女の子がいた。

Mさんは、最近よく耳にするようなえげつないイジメにはあっていなかったが、それなりにハブられ、いつも一人だった。

ちゅうとはんぱな僕は、やはりMさんに当たり障りなく接していたし、たまに話しかけたりもしていた。

そしたら、僕はMさんに好意をいだかれたみたいで、年末差し迫る12月のある日、Mさんに突然呼び止められ言われたのだった。

年賀状だしていいですか?

もちろんいいよって答えたけど、どこかモヤモヤした気持が僕の心に残った。

年明け、一日に年賀状は届いた。

普通の年賀状。Mさんらしい控えめな感じがラシカッタ。

僕は返信しなかった。
そもそも、届くのが分かっていたのに、出しもしなかった。

へんな噂がたてられるのが嫌だったからだ。

ちゅうとはんぱな僕は、ちゅうとはんぱな態度で、勇気を出したいじめられっ子を傷つけたんだ。

彼女は恋愛感情なんかじゃなかったかもしれない。

ただ他の奴等と同じように、友達と年賀状のやり取りをしたかっただけかもしれない。

その気持ちにさえ応えなかった僕は、加害者より残酷だ。

それから、Mさんが僕に話しかけることは二度となかった。
僕から話しかけることもなくなった。

ちゅうとはんぱ野郎は、いつも残酷なことをする。
ひとつ。

持ってんだよね、使うことないフリーメールアドレス。

最後にメールを受信したのは、2004年5月10日。最後に送信したのも2004年5月10日。

その日、このフリーメールアドレスは死んだ。

笑うことはなくなり、泣くこともなくなり、あんなに嫌だった怒る事さえもなくなった。

なのに消えてないメールアドレス。消してないメールアドレスか。

2004年5月9日までの喜怒哀楽を内包して、静かに静かに眠るように死んでる。

たった一人の思いを映し出していた鏡のようなメールアドレス。

たった一人にしか言葉を発しなかったメールアドレス。

息をすることをやめた時に、本当は天国に昇りたかったんだよね。

ごめんね。どうしても見送れなかった。

10年。

忘れずに、本当にごめんなさい。